見出し画像

【インスタグラム】ビジネス運用するための準備と注意点

写真や動画がメインのSNSでスマートフォンの普及とともに利用者が増え、不特定多数の人とつながれるインスタグラムですが、近年では多くのビジネスシーンでも活用されています。

しかし、ビジネスでインスタグラムを使用する際にどんな運用方法を取れば良いのかわからないことが多い人もいるでしょう。

今回は、そんな人の為にインスタグラムをビジネスとして運用するにあたっての準備と注意点を説明していきたいと思います。

インスタグラムがビジネスで活用する理由は?

なぜインスタグラムがビジネスにも向いているのかわかりますか?おもな理由としてはは3つ挙げられます。

インスタグラムのアクティブユーザーが年々増加している

画像13

インスタグラムのアクティブユーザー数は、年々上昇し続けています。日本国内でのアクティブユーザーに関して、2018年では2900万人でしたが、2020年1月時点では3300万人にまで増え約4人に一人が利用している計算になります。

このアクティブユーザー数は、今後も増加する予想がされていて、自社サービスの認知拡大を図りたいと考えている企業からは絶好の場だと思っているんです。

インスタグラム発信で行動する人が増えてきている

インスタグラムは、ユーザーが体験したことを共有してユーザーからの反応を楽しんだり連絡をとることができるコミュニケーションツールの一つでした。

しかし、最近ではインスタグラムがただのコミュニケーションツールではなくなってきているんです。投稿に乗っている興味を持った商品を購入、カフェを探すときもインスタグラムで検索して実際に気になった店舗へ足を運んだりするなんてユーザーが増えてきています。

企業からしたら、そこで商品やサービスについてアピールすることで、認知拡大はもちろん、売り上げ向上につなげることができてしまいます。

商品購入を促しやすいプラットフォーム

画像13

インスタグラムではで広告を打つことができ、それ以外にも、2018年6月にショッピング機能「ショップナウ(Shop Now)」が、2018年10月には「ぐるなびとの連携機能」がリリースされています。

企業は、広告によって自社サービスの認知拡大や購入誘導をすることができ、上記2つの機能によって、ユーザーを商品販売ページへ誘導できたり、公式HPへアクセスしてもらい興味を持ってもらうということができます。

このように商品購入や店舗集客を促す機能が充実しているところも、インスタグラムを活用する企業の増加を後押ししています。

インスタグラムと相性に良い企業悪い企業

画像11

インスタグラムには相性が良い企業と相性が悪い企業があり、インスタグラムを活用しても結果が出やすいビジネスと出にくいビジネスに分かれてしまうということを理解しておきましょう。

【相性が良い主なビジネス】
美容、飲食店、コスメ、ファッション、インテリア
【相性が悪い主なビジネス】
医療、金融商品、教育

上記はあくまで一部ですが、どのように相性の良し悪しを判断しているかというとインスタグラムは言語ではなく画像や動画で視覚的にアピールできるビジネスが有効活用できる場になっているので、金融や医療など写真でもイメージが伝わりにくいビジネスは相性が悪くなってしまいます。

スクリーンショット 2020-01-11 12.53.03

アパレルブランドはこのように視覚的にアピールすることで購買意欲を高めることに非常に向いています。オシャレな写真が好まれるインスタグラムではオシャレなアパレルへの関心も高いです。

インスタグラムをビジネス活用するための準備

画像14

インスタグラムをビジネスで活用するために最初にやっておきたいことを解説していきます。

アカウントをビジネスプロフィールにする
インスタグラムには、通常のアカウントとは別にビジネスプロフィールというものがあります。ビジネスプロフィールにすることで、インサイト機能というアカウントの分析機能が利用できたりお問い合わせボタンを表示することができ、ショップナウ機能なども使えるようになります。

ビジネスプロフィールに切り替える手順を紹介します。ちなみにビジネスプロフィールに切り替えるのは無料なのですぐ切り替えましょう。

①プロフィールからメニュー⇨設定をタップ

画像1

②「アカウント」をタップします。

画像2

③「プロアカウントに切り替える」をタップします。

画像3

④「ビジネス」をタップ

画像4

⑤機能説明を「次へ」をタップして読み、「カテゴリ」を選択する

画像5

カテゴリを選択する際は検索フォームがあるのでそちらから最もビジネスに近いものを選択してください。

⑥連絡先を入力する

画像6

連絡先を入力して次へを押して進むのですが、入力したくない場合は「次へ」のしたいある連絡先情報を使用しないで進んでも問題ありません。

⑦Facebookページを作成する

画像7

インスタグラムはフェイスブックと連携してビジネスを行えるのでフェイスブックページを作成します。ここでは簡単にタイトルとカテゴリを選択するだけで大丈夫です。

これでビジネスアカウントに切り替えが完了します。非常に簡単かつ無料でできるので切り替えていなければすぐ切り替えましょう。

ビジネスアカウントに切り替えることで利用できるインサイト機能については以下の記事で紹介しているので参考にしてください。

企業感の強いアカウントにしない

画像8

インスタグラムをビジネスで活用する際には以下の注意点に気をつけて運用することを心がけてください。

「あまり宣伝ばかりをして企業感の強いアカウントにしない」

宣伝をすることがビジネスアカウントとして大事なことですが、インスタグラムでは過度な宣伝は控えましょう。

スクリーンショット 2020-01-11 13.17.25

こちらはサントリーの公式アカウントの投稿です。その投稿の中にはユーザーにコメントを促して、積極的にコミュニケーションを図る姿勢が親しみやすいアカウントになっています。

インスタグラムを利用している一般のユーザーは様々な投稿を見て楽しむためのSNSです。そのため、宣伝色が強い投稿ばかりを続けていると、ユーザーから敬遠され、フォローもいいね!も集まらず効果が薄くなってしまいます。

むしろユーザーから親しまれやすい親近感の湧くアカウントになるような運用を目指してください。

まとめ

画像9

インスタグラム運用は一朝一夕でできるものではありません。しかし、始めなければ何も結果を出すことができないのでまずはこの記事を参考にビジネスアカウントに切り替えて運用してみてください。

SNS運用は継続が大事になっています。結果がすぐに出ないからといって諦めず地道に運用を続け、伸びなかったら何がいけないかを試行錯誤してアカウントを成長させましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?