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5歳児に伝えるマネー教育の始め方〜西野亮廣さんの視点に学ぶ

こんにちは。
人生・ビジネスに効くプチ書道講師の豊子です。

「未就学児にお金の事、どう伝えたらいいんだろう?」
そう感じたことはありませんか?

私も5歳・1歳児の母。
まだお小遣いをあげるにはまだちょっと・・、
でも3~5歳ともなれば、お金の存在は良く知っている。
何でも買えるクレジットカードのことも。
子どもへの伝え方って難しいですよね?

本日は、西野亮廣さんのお金の話をもとに、
「未就学児に伝えたいお金のルール」

テーマにお届けしたいと思います。

あなたにとって、新しい視点・学びとなれば嬉しいです。

西野亮廣さんが説く、子どもに伝えたいお金の増やし方〜お金の3つのルール

先週末、西野亮廣さんのオンラインセミナー
「学校では教えてくれない大切なお金の話」
に参加しました。

その中で、西野さんは、お金を増やしたいなら、
まずお金の使い方を知らないといけない
と言います。

子どもに伝えたいお金のルールはこの3つ。
①上手く使うと増える
②下手に使うと減る
③使わないと、ちょっと減る 

つまり、貯金は働いたお金を少しずつ減らすこと。

これって実際にお金使ってみないと体得できない。
だから、子どもには、例えば、500円を渡して、
「増えた分を使っていいよ、増えるように使ってみて」と
お金の使い方を考えさせる、と提案しています。

では、このお金のルールを5歳児にはどう伝えていこうか?

ここからは私自身の考察です。

まず、5歳の子どもが成人する頃、
世の中のしくみやルールは、きっと変わっているだろうと思います。
かつ、まだ本人が自由に使えるお金を渡しておらず、
(ピュア目な)5歳児が理解出来るラインを考えます。

なので、経済のしくみやお金のことを
考えるきっかけを作ってあげる事に重点を置きます。

そうすると、日々の生活の中でどんな風に、経済やお金のことを伝えられるでしょうか?

例えば、たまにサービスしてくれる魚屋さんの話


我が家は、週に1回は通う、商店街の小さな魚屋さんがあります。
買い物はネットスーパーも利用していますが、
お魚は、子供も連れて、このお店で買うようにしています。

なぜでしょうか?

お魚や、手作りのお惣菜が美味しいのは、もちろんのこと。
娘が生まれてからのワーママ(会社員)時代、
今夜の夕飯どうしよう・・をいつも助けてくれた存在。
海外から戻ってきて、少し遠くなっても、つい買いにいくのです。

そうすると、どうでしょう。
長女が赤ちゃんの時からよく通ってくれている
お客さんとして認識されていて、
(今はお店に立っていない)お母さんお元気ですか?と声を掛けたり。
たまに、これ良かったらどうぞと中トロのたたきや、
子どもに牛乳プリンをデザートにどうぞとサービスしてくれたり。
そうするともう通い続けてしまいます。

こんな普段の買い物でも、
①上手く使うと増える≒お金の価値以上のサービスが付いてくる
が学べると思いませんか?

逆に、普通のスーパーで買い物をすれば、お金は減ります。
つまり、②下手に使うと減るんですよね。

お魚が大好きな娘には、例えば、
「お魚買いにいくけど、どこに買いに行こうか?」
「あのお魚屋さんに、なんでいつも行きたいんだろう?」
「また買った分より、多くいただいちゃったね。嬉しいね、また来ようか?」
「スーパーで買ったら、こんなことあるかな?」
と問いかけてみる。つぶやいてみる。

でも5歳児に無理のアウトプットを期待しないで、
ただ問いかけてみるのが、私にとってはストレスなく
続けられるポイントかもしれません。

お金のルール③使わないと、ちょっと減るは本当?

貯金をするとちょっと減る、は正しいと思います。
でも、貨幣は「円」だけではないんですよね。
外貨で持っていると、増えることもあります。

実際、私が中国に留学していた2010年、人民元の預金は増えました。
1ドル=75円を記録した2011年に
アメリカで預金していたお金は、対円で増えました。

5歳の娘は、東京で生まれ、
シンガポール→ニューヨーク→東京と引っ越しを繰り返してきました。
地理的に近いアジア、ヨーロッパにも旅行に連れて行っていました。

そうすると、各地で使われている言葉が違うこともそうなのですが、
お金は「円」だけでなく、「ドル」「ユーロ」など色んな種類があって、
ある場所では使えるけれど、ある場所では使えない
=価値がないものなんだということを、5歳児でも自然と理解しています。

そんなわけで、娘は、旅行先や夫の出張で余った、
外貨の小銭も、せっせと集めています。

使わずにとっておいても、そのお金の価値は目減りしていくもの。
しかし、外貨にすることで、増えるタイミングもある。
逆に減ることもある。

そんなことを学んでいくために、
例えば、本を買いたいときに、
お代を外貨で渡す(貸す)オプションも設けて、
好きな時にその日のレートで両替したりというのも、
面白いかもしれないと思っています。

子どものマネー教育、こんな事をしているよ
というアイデアがあれば、ぜひ教えてください。

最後に、小学生以上のお子さんをお持ちの方へ

実はこの記事、元教師のやまだまいさん
アウトプットの場にお声掛けいただき、書き上げました。

やまだまいさんは、行動心理学研究者がらしさんと立ち上げた
【令和共育委員会】というコミュニティで、ちょうど今週、
西野亮廣さんのオンラインセミナー
「学校では教えてくれない大切なお金の話」のシェア会がありました。
(動画はコチラ→

私も、西野さんのセミナーに参加したと投稿したところ、
まいさんから、アウトプットする場としてお誘いいただいたのでした。

小学生以上のお子さんをお持ちの方は、
是非まいさんの記事も参考になさってください。

最後になりましたが、今回この記事を書くきっかけを
くださったまいさんに、この場を借りて感謝いたします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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