13)ウインドウズPCの標準のソフトで描くイラスト(その13応用編 背景にデジカメ画像を使う)
前回までで、セル画風のキャラクターと背景を合成する手順を説明しました。
前回の例で背景はキャラクターと同じように線画→ペイントで塗りつぶし彩色…で作成しましたが、いちいち描き起こすのも面倒ですよね(笑)
そうです!今回はデジカメ画像を使ってしまえ!という展開です。
まず…例としてディ○ニーのダンボに私が化けたキャラクターを取り上げます。
背景にあたる部分を青で塗りつぶしてみましたが…いまいち青空感が出ていませんね。
そこでJtrimを使い、キャラクター画像をgif形式で保存して青の部分を透過色に指定します。
で…背景ですがちょっと雲がある青空であればなんでも良いので、スマホ撮影の画像フォルダを見ていたら下の画像を発見しました。
上野の東京国立博物館の正面ですが、ちょうどよい感じで雲がある青空になっていますので、赤枠の部分を切り取って使います(もちろんそのまま使える画像ならば切り取る必要はありません)
Jtrimを使って切り取り操作を行うと下のような空の画像ができました。
ここで表計算のエクセル登場です。
エクセルを立ち上げシートの表示倍率をとりあえず25%にしてみます。
このシート上に背景の画像→キャラクター画像の順に挿入操作します。
キャラクターに対して背景の画像が小さいので、背景画像をクリックしてから右下の角をクリックしながら斜め下にカーソルを移動させると拡大します。
大きさを合わせたら、キャラクターの位置を合わせます。
Ctrlキーを押しながらキャラクターと背景の画像をクリックして両方選択した状態にして、右クリックしてメニューから「グループ化」を選択。
「グループ化」したら、再度右クリックして「コピー」を選択。
今度はペイントを立ち上げ、「貼り付け」をクリック。
貼りつけたら一度その画像を「名前を付けて保存」からビットマップ形式で保存します。
必要に応じて不要な部分をトリミングしたりして調整してください(Jtrimを使用)
ビットマップ形式だとデータが重いので、jpegやpng等で保存すれば扱いやすくなります(これもJtrimを使うと画像が荒れない)
これで青空にはばたくダンボができました(´∀`)
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