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「自己紹介」 - BEAU事務局メンバー紹介 vol.8 近藤千春 - Inside BEAU Op.31

初めまして!近藤千春と申します!


東京出身で、早稲田大学国際教養学部の3年生です。
今回は自己紹介をしつつ、なぜ私がBEAUに参加することにしたのかをお話しできたらいいなと思います!


近藤千春ってどんな人?

人と話すのと、中高6年間続けたバスケと、小さい頃から続けているダンスが大好きな人です!


<中高時代>
中3のときにアメリカ留学を決めて、高1から高2まで約1年間、アリゾナ州に留学していました。

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私は、中学時代は全く勉強せず遊んでばかりいたので、成績がすこぶる悪いのに部活への取り組みも中途半端で、でもプライドは高いという駄目な中学生でした。

そんな風だったので成績や自分の態度を親や先生、友人に馬鹿にされることが多く、それが悔しくて、自分を変えたいと思ったのが留学のきっかけです。

毎日辛くて夜な夜な泣いたり、15キロ太ったり、道に迷って帰れなくなり真っ暗な路上で途方に暮れたり、色々ありましたが私の人生を180度変える経験になったので行ってよかったなと思っています。


<大学時代>
大学では2年の夏から、幸福度が世界で第1位の国フィンランドのヘルシンキ大学に留学して、主に教育について勉強していました。現地の学校を見学したり、日本人学校でボランティアしたり、旅行にもたくさん行って、12か国を制覇しました!

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この留学中も、財布落として一文無しになったり、旅行にパスポート忘れたり、スマホ落としたり、目の前で人が逮捕されてびっくりしたりしましたが、教育への興味も深まり非常に有意義なものでした。
留学すると世界が変わるという言葉は言われ尽くされていますが、その言葉はあながち間違っていないと思います。高校留学、海外進学、英語など興味がある人はぜひお話ししましょう!!

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留学中の珍エピソードもたくさんあるので聞いてください^^
大学では留学以外に、中高英語の教職を取っていて、副専攻でジェンダーを勉強しています。9月には小学校教員資格認定試験にも挑戦する予定です。

なぜBEAUに?

私の地元東京には、教育問題に取り組んでいる団体はいくらでもあります。
ではなぜ、私は地元から遠い福井県の団体であるBEAUに入ることにしたのでしょうか。その理由をお話しします。

私は中学時代、大学になんていかなくていいと思っていました。勉強する意味もわからなかったし、モチベーションが全くなかったからです。
しかし、自分の人生の目標の一つである「人の役に立つ」ということをいざ実現したい時が来たときに、勉強で得たことは自分の力になってくれる、と恩師から言われたことで一念発起して偏差値40から頑張って大学に入りました。

くる日もくる日も塾にこもって長時間勉強し続けて、サボりたい遊びたい気持ちにも打ち勝ち掴んだ志望校合格だったので、自分がとても誇らしかったです。

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そんなとき、友人と話す機会があり、近情報告をしていた際に、こんな言葉を言われました。

「バイトしながら大学受験する。家庭の経済的な問題で塾にはいけない。家族の中にも大学進学をよく思わない人がいる。」

その言葉を聞いた私は大きなショックを受けました。

私は私の努力の結果行きたい大学に受かった、自分はすごいと考えて自分を誇っていたけれど、努力したくてもできない環境にいる人がいるという事実がある。

そのことを意識できていなかった自分が恥ずかしくなりました。
私が努力できたのは、周りに応援してくれる人がいて、塾も家の近くにあって、経済的にも支援してくれたからなんだ。自分1人の努力ではないんだ、と実感し、自分がいかに恵まれた環境にいたかを思い知りました。

これが、私が教育格差の解消に興味を持ったきっかけです。

この経験から、経済的な格差や地域差で受けられる教育やできる体験が変わってしまう社会をどうにかしたい!と考え始めました。
そんなとき、地域格差について考えていたとき、自分は地方の教育の現状を全く知らないと気づきました。

授業や本、ネットで知識を得て、地域格差について知った気になっているけど、本当のところどうなんだろう?と考えていたときに、ある人の講演で、「都市部と地方には時差がある」という言葉を聞きました。

都市部でいくら教育制度を整えても、地方に届くまでには時間がかかることを、その方は地方で教員をした経験から感じたそうです。

その講演の後、「やっぱり現地の高校生と関わって、自分で実情を知りたい!」と強く感じました。

そんな思いから、SNSをひたすらサーフィンして見つけたのがBEAUでした。
これが私がBEAUに参加した理由です。
福井県で教育に本気で取り組んでいる団体がある!これだ!!とビビっときて、現在はありがたいことに学生パートナーとして関わらせてもらえることになりました。

私は高校時代、周りの人や環境にたくさんの刺激を受けていました。
一緒に本気になってくれる人、話をひたすら聞いてくれる人、熱いアドバイスをくれる人、見守ってくれる人。
私も、私に関わってくれた周りの人たちのように、高校生にとって、いい影響を与え、またこっちも影響されてお互い成長できるいい関係になりたいです。

本気で何かに取り組むことには、大きな意味があります。
だから私も高校生に本気で関わるし、高校生が本気になれる環境づくりに取り組んでいきます!

学校の外に飛び出して、知らない人たちと仲間になって、一つのことに必死に取り組んで、って、なんてわくわくする環境なんでしょうか。どんな人たちに出会えるんだろう。本当に楽しみ。

おもしろいメンバー、おもしろい高校生と一緒に活動できるのを本気で楽しみにしています!





BEAUは誰しもが得意なこと、興味のあることに夢中になって学ぶことができ、知識・能力の多様性を認める“ボーダーレスでタスク型ダイバーシティを推進する教育環境” と、地方と都市部に生まれる「経験や体験に基づく日常的な学びの質や量の差」をなくし、その地域の特色を最大限に生かした学びをデザインし続けられる“地域社会に密着した持続可能な教育環境”の実現を目指して活動しています。

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