AQ NO HEATBEAT Vol.1
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AQ NO HEATBEAT Vol.1

今この原稿を書きながら眠気と戦い、ただでさえ細い目がさらに細くなっているのですが、眠い目をこすりながら、というかこすってたはずなのに朝になってた日々を繰り返しながらこれを暑い夏の夜にすこしづつ綴っております。
この度、8月26日に発売になる我々の新作、「AQ」について思い出して解説するように命を受けましたギターとおしゃまな歌のほうのmiuです。作詞作曲のほうもしてるので 私に白羽の矢があたったのでございます。

印象派は最近ライブとかやり始めてますが、実際ゆっくりですが5年ほど前からほそぼそCDとか出したりしてる私とmicaちゃんの二人組みですが、ずっと同じメンバーで音楽を作り続けています。簡単に主要なメンバーを紹介しておきますと、ドラムが藤井寿光っていうスーパードラマーで、もともとANATAKIKOUという「MABATAKIしないDOLLのような私」を提供してくださったグループでドラムを叩いていました。私が初めて観たのはいつだったかわすれましたが、岩﨑愛ちゃんのバックか何かで叩いていた時ではないかなと薄ぼんやり記憶しています。
キーボードが藤井フェアリー学というテクニシャンでございます。マイスティースというスカバンドの方で、難しそうなフレーズが出来ると私は必ずギターで弾かずフェアリーさんにお願いしていまして、チョチョイと練習してばっちぐーにプレイしてくれるので私なんかはおしゃかさまのように拝んでいます。
ベースとギターの弦楽器担当の前田栄達は印象派の全体をまとめているいうならプロデューサーってことで私は前Pと呼んでいます(以下そう記します)。前Pによって私の脳内イメージや歌詞の断片、鼻歌などのぼんやりしたイメージが、数々の楽曲に成長して、皆様の元に届いているというわけです。
もともと二人の藤井さんも前Pがやっていたエレクトリックギュインズでのサポートや、プロデュースしていたアシガルユースや、HaKU、LOVELOVELOVEなどなどの先輩アーティストの現場にはほぼ参加していた関係がはじまりで、印象派もお手伝いしてもらったかんじであります。
今では欠かせないこのお三方に、ドラマーの一色ちゃんや、ベースのラリー藤本さん、シチロちゃんなんかにも手伝ってもらってるのがバンドとしての、印象派であります。

そして私の相方であり、関西の歌姫と私は読んでますが、おかっぱ頭の素晴らしいディーバ、micaちゃん。別に関西で下手したら一番アナーキーなんじゃないかと思うような歌詞をニューウェーブサウンドに乗せてステージで足の靭帯切っちゃうステージを魅せるANAGUMAという名のグループもやってます。印象派では歌うことにオリンピックの100m走前のクラウチングスタートのような状態で参加してるらしいです。

そんなメンバーで作り上げた「AQ」。私はいままでの作品の中で一番いいのができたと自負してるのであります。一足先に配信で聞いていただいた方いかがでしたでしょうか?きっと私と同じ気持ちであろうと勝手に思っておりますが、本当にいい作品ができたなー。と改めてじっくり聴いたりしているのであります。

オープニングは「テレパシー」というまさに印象派!こういうのがやりたかったー!。
と声を大にして言いたいのでありますが、自分的には尊敬するBuffalo Daugtherの「NEW ROCK」みたいな、ジャーマンロックのハンマービートと呼ばれるテクノのおじいちゃんみたいな音楽をとりいれて、ポップに演奏するのがずっとやってみたいことでした。アルバム用の曲を前作「かくれんぼ」を出したあたりから作り始めていて、「Miss Flashback」や「綺麗」はすんなり生まれたのですが、オープニングにふさわしい感じの曲が浮かばずにいた時、師走の時期だったか街で車に乗っていてふと浮かんだ「淡い、淡い、淡い色」というフレーズ。なんかいいなとおもい鼻歌の入ったボイスメモを前Pに渡したところ、年が明けて送られてきたデモはサビ以外の部分はほぼ完成してました。そこにサビのメロディをストックの中からはめ込んでみたのがこの楽曲です。最初は「AWAI」というタイトルだったのですが、私が関東に引っ越したこともあったり、削ってしまいましたが「赤い、赤い、赤い糸」という歌詞があったりで、「テレパシー」というタイトルに変わりました。個人的にサビの歌詞、すごく気に入っていまして、ふたりのボーカルが左右から代わり番こに出てきて、すごく私たちふたりの関係がうまく表せたかな〜っと思っています。最後のフェアリーによる次曲「綺麗」のインスパイア元になったサザンオールスターズの80年代のアレンジのような、キーボードの不穏なメロディがこれからアルバムが始まります!といってるようなもったいつけ方が最高にステチなのであります。
この曲のループを利用して、本編では淡々と叩いてもらった寿光さんの欲求解消のようなハードな小曲仮タイトル「AWAKUNAI」も同じ日にレコーディングしましたが今回収録には至りませんでした。あの激しいドラミングをみなさまにお聴かせできなかったのは残念です。

そして2曲めの「綺麗」は私たちのYOUTUBEで一番再生回数が多い人気曲「SWAP」の流れのものをもう一度作ってみようという意図で作り始めたものであります。「サカナクションみたいなおどれる曲作ってよ」といわれできた曲であります。秋の夜長に寝室でギター弾いてたらメインのリフレインができまして、勢いでサビまで一気に書き上げたと思います。作曲した当初やデモの段階まではも少しストレートな四つ打ち楽曲だったのですが、グループで演奏してみるとメレンゲとかボサノヴァとかR&Bの要素が強くなってきて、どんどんインプロ色も強くなって、しまいには「ORIGINAL LOVE」みたいでかっちょいいんでこれで!と前PがOKだしてこうなりました。あと最近デモを聞き返すまで忘れていたのですが、エンディングにELOみたいな壮大なコーダパートを用意していたのですがそういった事情や、前Pの判断により幻のエンディングになってしまいました。歌詞は随分前からこの整形女子の憂いみたいなのを書きたいと思って温めていたものを出しました。歌詞の「非礼無礼に咲きたいわ」とか「優しいとはなんだ イイけど」みたいなフレーズは私が就職活動の時に出会った実在する奇妙な天才整形美女のことを思い出して書きました。今はどうしてるんでしょうかね。話は変わるとこの曲のレコーディングの時のmicaちゃんはなかなか神がかっていまして、ほぼワンテイクで録音を終えたのにはびっくりしました。ちなみに私は歌いこなせず、すごく時間がかかってしまいました。エンジニアの玉乃井さん、通称たまちゃんにマジックをかけていただくことになったのでした。あと前Pはブリブリのファンクベースを涼しい顔で弾いていましたが、イントロの一音がどうしても気になるらしくしつこくたまちゃんにやり直させてといってましたが、全く取り合ってもらえてませんでした。いしし。

次回更新は来週を予定しています。ちなみにディレクター側から見たもう一つのレコーディングルポ、前Pによる「AQの日々」は8月26日発売のニューアルバム「AQ」のブックレットに掲載されています。そちらもお楽しみください。ではまたNEXT WEEK!

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[L →MICA MIU←R] 大阪-東京の遠距離テレパシーユニットとして、深海魚的ディープなマニアックサウンドから童謡レベルのポピュラリティーまで振り幅日本一を自称するOL二人組です。 ▽contact higebossa@gmail.com