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Ferozz・ The Wild Red Riding Hood

キューバの山奥の村に、ひっそりと暮らす一家。
お父さんとお母さんと、年頃の娘と年頃の息子と、お婆ちゃんの一家。
ある日、お父さんが死んでしまいました。

お婆ちゃんにいつもイジメられていたお母さんは、家にお婆ちゃんを置き去りにして、娘と息子を連れて家を飛び出しました。

お婆ちゃんは、飛び出したお母さんを毎晩呪い、お母さんはそんなお婆ちゃんを何とかして殺そうと毒入りのクッキーをこしらえて年頃の娘に届けされる事にしました。

年頃の娘は、お気に入りの赤いフード付きのマントを着て森の奥のお婆ちゃんの家に向かうのですが、森には恐ろしい恐ろしいオオカミが出るという噂。

娘は赤いマントをひるがえし森の奥のお婆ちゃんの家を目指すのですが・・・。


最凶のキューバ産『赤ずきんちゃん』!!

ホラー映画で『赤ずきんちゃん』を元にした作品って結構ありますよな?今回紹介するのはキューバが作りしヤバ目の『赤ずきんちゃん』モノだよ。
この作品、そもそも『獣姦』映画を観漁ってる時に見つけました。

『姦』の付く行為をほぼほぼしているという作品でして、お目当ての『獣姦』、『強姦』、『近親相姦』に『死姦』に『視姦』と網羅してますん、ある意味『姦コレ』ダナ。

この作品の『赤ずきんちゃん』は、性的な事に興味が止まらない年頃の女の子で、その『赤ずきんちゃん』を色んな意味で喰っちゃおうとするのが、神父でありながら悪魔を崇拝しているロリコンの親戚の叔父さん。
それに人狼伝説とかが絡んでくるというお話です。

この設定だけでもおかしいが、『赤ずきんちゃん』の家族、お母さん、お父さん、赤ずきん(娘)、お兄ちゃん(息子)、お婆ちゃんなんですが。
実はお父さんとお婆ちゃんに肉体関係があって、赤ずきんちゃんのお兄ちゃんが、実は赤ずきんのお父さんとお婆ちゃんの子供だったり、一家そろっての晩御飯のテーブルで、いきなりお母さんとお父さんがセックスを始めたり、お兄ちゃんが赤ずきんちゃんを性的なオカズにしたりとか、性的に乱れてる家族だったりするんですねぇ。

そういうと背徳的で、うしろ暗いイメージなんですが、そんな感じじゃなく『楢山節考』的な雰囲気なんですよね。
お婆ちゃん役も何故か男の俳優さんが演っていて、ばってん荒川みたいな感じ?なんか全体を通してホノボノしているんですが・・・

そんなホノボノも赤ずきんがお婆ちゃん家に届け物をしにいく展開で、とんでもない鬼畜ゴアにシフトチェンジします。この鬼畜ゴアっぷりでオススメしたいと言う気持ちに火が着きましたわ。

訪ねて行ったお婆ちゃんの家には、お婆ちゃんに化けたオオカミが寝ている展開ではなくて、お婆ちゃんがベッドの上で腹ワタ撒き散らしていて、お兄ちゃんの生首が床に転がっているというチミドロな展開。
悪魔崇拝していた叔父さんが、赤ずきんを色んな意味で喰いたい為に、お婆ちゃんとお兄ちゃんを惨殺。最終的に赤ずきんちゃんは、お婆ちゃんの撒き散らした臓物の上で処女を奪われ、ガッツリ強姦されるという暗黒的な悲しい結末に・・・ホノボノした雰囲気だったのに。

強姦シーンなんですが、まぁ臓物の上で強姦も大概なんですが、強姦中に気を失いそうになった赤ずきんちゃんに腹パン喰らわせたりと、なかなかのエグさで、きっと皆さん大好物じゃないかなって思います。

で、肝心の『獣姦』シーンなんですが、この『獣姦』で漁ると必ずタイトルが出で来た作品で、しかも『オオカミ男』とかも絡んで来るというので、オラワクで観たワケですよ?
そりゃもうイカツいオオカミ犬にドッグスタイルガンガン犯られるのか!?と思いきや、小さいトイプードルみたいなお菓子のオマケみたいなサイズの犬よ?そんな犬にオマタを舐めさてるだけという残念なオチです(とうぜん犬はお婆ちゃんに壁に投げつけられて死ぬ)。

ただ、悪魔崇拝の儀式でヤギを天井に吊るしてるシーンがなかなかの酷さなんで、動物カワイソウ勢は観ない方がいいかもね。

ヒマワリが咲く青空の下、天真爛漫だった赤ずきんが、赤いマントの下まで血で赤く染まり、犯されまくってレイプ目で放心状態になるシーンが地獄ような絵面で強烈だったね、このシーンだけでも観る価値はあるよ。

まぁ、こんな内容なんでTSUTAYAやGEOの棚に並ぶ事は無いと思うんで、ビデオマーケットさん(@video_market) にお願いしてみるのも良いかとオモウヨ。

ちな、『近親相姦』、中南米な所でパトリシオ・バラダレス監督の『Hidden in the Woods』を思い出しますが、実はこっちの方が古い作品だったりする。

★頑張ってコーシンするぜだぜ!


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