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主体性を持って「自分のやりたい」と思える第2キャリアを考えてみる No.749

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2023年1月21日 「DAYONE日記」No.749
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。
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おはようございます。

先日、あるセミナーに参加しました。

そのセミナーは、
「定年後」の著者である楠木新さんが
講演されるセミナーでした。

テーマは…

「自分らしく人生を楽しんでますか?
 いきいきと学び・
 働き続けるためのキャリア戦略」

という内容でした。

楠木さんは、
大手生命保険会社に勤務されながら
自分の第2キャリアを考えるようになり
50歳から会社員とフリーランス活動を開始。

そのフリーランス活動が
第二キャリアを歩んだ人たちのインタビューと
その執筆活動になったのです。

それから
会社員と執筆の二足の草鞋で
取り組んでこられ、今は会社を退職され
フリーランスで活動されています。

私が非常に共感できたのは、
組織の中で長くいると、どうしても、
価値観や思考が
固定化されてしまいがちです。

そして、外の世界が見えず
内のキャリアしか考えることが出来なくなる。
という傾向があります。
そして、私自身もまさにそれでした。

定年まで務める事が正しい。
という固定観念に縛られていた気がします。

でも、心の中では…
なんとなく、今は、組織の中にいるから安心。

いざ仕事を辞めた後の事を考えると…
不安しかないのです。

定年後は、
会社という看板がなくなり
自分という人間だけで社会と付き合っていく
必要があるのです。

その時に、何もしていないと
「自分には何もない」という事に気づくそうです。

名刺も要らなくなるし、
下手をすれば自分の名前を呼ばれるのは
病院だけになるそうです。

他にも…

やる事なく一日テレビを見ている
趣味もなく携帯ゲームを一日している
妻の外出に全て同席する

という事もあるそうです。

そして、
思っている以上に、後半線も長い。

人生100年時代と言われるからこそ
50歳でも75歳まで働くとしても25年間。

つまり、
大学卒業してから50歳と同じ位の期間が
後半戦として用意されているのです。

だからこそ、
後半戦に備え何もやる事がないように
現役時代から次のキャリアの助走を始めると
いう事が大事になるのです。

60歳になってから考えてもいいのですが
なかなかそこから馬力を出して
何もないところから立ち上げるというは難しい。

それは、肉体的にも精神的にも。

そして、
何も出来ずに漫然と時間を過ごしてしまう。

だからこそ、現役時代から
考え、出来れば行動しておく事で
スムーズに次の後半戦にいけるのです。

では、現役時代に何をやるのか?

キャリアを考えるというのは、
「自分と向き合う」という事だと
楠木さんは話させれてします。

なぜなら
前半戦は、どちらかといえば
会社や他人から評価される自分への満足や
出世を考え何となく
進めていくことができるのです。

でも、後半戦は
それだけでは充実感を感じない。

いかに、
自分のやりたいことをしながら過ごせるか、
そして、自分は「誰の何に貢献しているのか」
という事を意識するようになるそうです。

だから、後半戦にあたり
自己との向き合いは必要だという事。

そして、
それをどこから考え行動するか、という事。

そのためにも、
「主体性を持つ」という事が
とても大切になるのです。

主体性がないから
何もせずに60歳を迎える。

組織にいると、仕事も与えられるし
自分で行動しなくても何となくなるのかも
知れません。

でも、
その考えが染みつき過ぎてしまうと
受動的になり、行動出来なくなるのです。

そして、会社を退職すると
何もない自分個人で社会と繋がりを持つ。
会社は守ってくれないという事。

どういうキャリアを歩むかは自分次第。
今回の話も一つの雛形なのです。

少なくとも、自分自身は
何もやる事がないような後半戦は
嫌だと強く思うのです。

だからこそ、
今から来るべき未来に備えて
しっかり準備していきたいものです。

それは、いつから始めてもいい。

とにかく、
自分の次のキャリアを考え行動するから
新しい選択肢が生まれてくる。

当事者意識をもって
主体的に行動していくこと。

その大切さを
改めて感じさせてくれたセミナーでした。

自分の人生、自分がどうしたいかを考える。

当たり前のことかも知れませんが
もう一度しっかり考えていきたいものです。

それでは、皆さん。
本日も良い一日をお過ごしください。

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