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整体とHRBP

タイトルだけでピンと来る特殊な方が万が一いたとしたら是非お近づきになりたいので、Meetyしましょう。

もとい、最近自分が見たり経験したりしたことが有機的につながった感覚があったので、メモがてらnoteにしてみます。

ちなみにウェルネス系の話ではなく、人事系の話です。

整体は、良い

これまで整体というものを受けたことが無かったのですが、最近慢性的に体にコリやハリがあるのと、近所にカラダファクトリーがあることを発見したので、物は試しと行ってみました。

結論、行ってよかったです。
(ちゃんと人事系の話になるので大丈夫です)

まだ1回しか行っていないので担当してくださった方が素晴らしかっただけなのかはわかりませんが、私が過去に行ったことのあるマッサージとの違いとしては以下のような部分かなと思いました。

  • 今の体の状態を確認してから、状態に合わせた具体的な施術に入る

  • 確認して分かった体の状態を僕自身でも分かるように示してくれたり、なぜそうなってしまっているのかの原因を共有しながら施術が進む

  • 施術後の状態を示しつつ、今後の「メンテナンス」の方針も示し、進めていく

マッサージでもこういったプロセスもとっているところもあるのかもですが、一般的には決められた/オーダーしたメニューをその通りに実施してくれる、かつ”今現在”の痛みやコリを解消することにフォーカスしている、という感じな印象がマッサージにはあります。

他方で整体は、今現在の課題を解決することも当然なのですが、その根本原因となる骨格の歪みを矯正したり、今後歪みが発生するのを防ぐアプローチをとっているところに違いを感じました。

より予防的かつ、根本的なアプローチに感じます。

こういった諸々が非常に気に入ったので、次回も予約しました。回数券もあるみたいで、お得に利用できるシステムもあるみたいです。
(※カラダファクトリーさんの案件記事ではありません)

時を同じくして、立て続けにHRBPの解像度が上がり始める

所変わって、別の日の休日。さほど新しい概念でもないHRBPというテーマについて何故か立て続けに良いコンテンツに出会いました。

1つめが、こちらのCULTIBASEというメディアで提供されているコンテンツ。記事、動画(イベント)、音声というさまざまなかたちでのコンテンツが幅広いテーマで提供されています。

動画のライブ参加およびアーカイブ視聴には有料会員登録が必要なのですが、非常に学びの深いコンテンツばかりなので、全然ペイすると思って課金しています。

初月無料だったはずなので、興味ある方は是非。

アイキャッチに背骨が映っていますね。これは本当にたまたまで、この中で整体の話が奇跡的にあったわけではなく、「HRBPの役割とは、分断された組織に「背骨」を通すこと。」というコアメッセージ故に使われていたクリエイティブでした。

背骨のメタファーの他にも「分断」というキーワードが使われていたのが個人的には新鮮で、かつメイクセンスしたのを覚えています。

自分の解釈を多分に含みますが、様々な分断が発生した組織に背骨を通すこと、すなわち骨格の中心となるもの(=ミッション、文化、流通する情報 etc.)を構築・維持していくことで、各ファンクションが健全に機能するように導くアプローチがHRBPなのかな、という印象です。

HRBP活動の具体 of 具体を知った

そんなさなか、またもや神コンテンツに出会ってしまいました。

かねてより愛聴している fukabori.fmというテック系Podcastがあるのですが、エムスリー VPoEの山崎さんがエンジニア組織におけるHRBPの役割(採用、リテンション、チャレンジマネジメント)や、エンジニアマネジメントなどについて語っていただいたエピソードが配信されたのです。

実のところ、HRBPというものに対してこれまで、著名な方の書籍や実際のHRBPの方のインタビュー記事を読んだりしていたものの、いまいち「つまりはどういうこと?」という感覚から抜け出せていませんでした。

しかしながら、このエピソードではエムスリーのトモナガさんというHRBPの方の取り組みが超具体で語られており、「これ今すぐ実現したいわー、いややるべき!」と思うとともに、HRBPというものが事業組織とどのように関わっているのか、どのような価値貢献をしていくのかの解像度がぐっと上がりました。ぜひ聞いてほしい。

整体のメタファーで考えるHRBPという"活動"

「こいつ、うまいこと言おうとしてる・・・・・・」と思われ始めてるかと思いますが、そうです。

これらのいくつかの体験を通じて、それぞれの抽象度を上げていった時に、整体とHRBPと上手いこと言えそうな気がしています。

これまで自分はHRBPに対して「事業戦略レイヤーから関わったりマネージャーのメンタリングまでこなす技能を持ち合わせた何か凄い次元の人事が担う役割」くらいの感覚を持っていたのですが、大外れしていないかも知れないが的確でも無いかもなと思うに至りました。

今の感覚としては、HRBPとは、その組織に発生している前提やビジョンのズレ、組織構造の機能不全といった歪みを察知して、その手当を組織と一緒に進めていくという活動なのかなと思っています。

冒頭の整体の施術の進め方にを再掲すると以下の通りですが・・・

  • 今の体の状態を確認してから、状態に合わせた具体的な施術に入る

  • 確認して分かった体の状態を僕自身でも分かるように示してくれたり、なぜそうなってしまっているのかの原因を共有しながら施術が進む

  • 施術後の状態を示しつつ、今後の「メンテナンス」の方針も示し、進めていく

なんか、HRBPの喩えに見えませんか?(僕は見えたのでこのまま進めます)

これまでやたら高尚なイメージを持っていたHRBPというものですが、整体のメタファーで捉えるとシンプルに、かつ、しっくりくるハラオチをさせることができました。

ちなみに、あえて役割ではなく活動と表現したのにそこまで強いこだわりは無いのですが、専任者が行う、あるいは誰かが兼務する、というような類ではなく、採用やオンボーディングといった活動と同様に行われるべき活動という方が自然かなと思ったから、くらいの話です。

今僕が所属しているようなスタートアップフェーズの会社では、限られた人数で人事機能を全うしていかなければならないので、役割というよりは個別の活動で定義したほうが都合がよい、という話もあります。

最後に

実のところ、会社のお昼休憩を利用してリフレッシュがてら書いた記事なので、駄文乱文な部分もあるかもしれません。ご容赦ください。

こんな文章や、書き手の僕になにか面白さを感じられた方がいらっしゃったら、ぜひMeetyしましょう!


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