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2021年、複業会社員を卒業します

前回、久しぶりのnoteでハッシン会議創業2期目の思いについて書かせてもらったのですが、コメントやメッセージをたくさんいただき、とてもとても励みとなりました。ありがとうございます。

前回の最後の文章で宣言したこちらについて。

後編では、これまでの働き方を大きく変える決断をした2021年の最新エピソードについて詳しく書きたい。

今日はタイトルに答えも既に出ているわけですが、2021年の働き方の決断をここに書きます。

PR会社社員と自社の事業との複業を卒業します

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2018年から勤めてきたPR会社(株式会社ベンチャー広報)の社員という立場を2021年1月末をもって卒業(=退職)する決断をしました。

今回は私自身がトライアンドエラーを続けてきたここ数年の「働き方」にフォーカスしたnoteを書きます。

2018年にPR会社に入社した際、私がこの会社に引き込まれたのが「副業OK、フルリモートOK、結果さえ出してくれれば管理を一切しないPR会社」というキャッチフレーズ。複業として自社の事業も両輪でしていきたい中で、しかもPRパーソンとして修行を積ませてもらう当時の私にとっては、本当に素敵すぎる会社との運命的な出会いでした。

それから3年間、こんなに自由人な私の複業キャリアを応援し、認めてくれたのは、やはり社長のお陰でしかありません。2年前に取材いただいた朝日新聞「telling,」のインタビューを読み返しても、会社のありがたい環境を改めて感じています。


ではなぜ卒業を決めたのか、というところなのですが、大きく2つの理由があります。

会社員を卒業する理由:複業会社員のバランスに悩んだ1年間だった

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一つ目の理由が、PR会社社員としての井上とハッシン会議の代表としての井上。2つの顔を持ちながら複業のバランスに悩むことが入社時に比べてこの1年間は圧倒的に増えたため、です。

PR会社に入社当時は、私自身が立ち上げた事業「ハッシン会議」は個人事業主として小さく活動していましたし、企業のPR案件も週5日のうち多くても週1〜2日程度でした。

ですので、当時は「週3会社員」という肩書きで比較的堂々と(!?)社長公認で両方の仕事をしていたように思います。

それが次第に自分自身の事業の活動範囲が広がり(これは、とてもとてもありがたいことなのですが)、PR会社社員としての井上とハッシン会議の代表としての井上の狭間で、そのバランスに悩み、「週3会社員」を名乗ることに罪悪感を覚えるようになりました。

自分の事業の方が圧倒的にボリュームが多くなっているにも関わらず、PR会社の会社員でいることは、会社の好意に甘えている厄介者ではないか、と。

そんな思いからか、自分自身の事業のことも、次第に会社の目を気にして堂々と発信できなくなっていた時期がありました(この葛藤はこれまでの1年間ずっと抱えていました・・)。

会社員を卒業する理由:コロナ禍で向き合った自身の事業への思い

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二つ目の理由は、コロナ禍が関係しています。

2020年の緊急事態宣言が発令された外出自粛期間中(3月からの3ヶ月間)、変な話ですが、子供が産まれてから最も仕事をしていました。その時の様子や私自身の価値観の変化はnoteに綴っていますので読んでもらえると嬉しいです。

長野県で3ヶ月という長期滞在を夫と娘と共に職住近接の暮らしをしながら過ごしたことで、自分にとっての本当に大切な存在や働き方についても、立ち止まって考える機会が生まれました。

同時に、ハッシン会議のオンラインイベントや共催イベントを様々企画しながら、一気にビジネスの出会いや繋がりが広がっていきました。


その中で、「ハッシン会議として、いま更にエネルギー注力して挑戦しなくてどうするんだ、このままを続けていくのか」という体育会系の心の声が自分の中から強烈に聞こえてきたんです。

会社員でいることは、いつでも相談できる同僚や上司もいるし、安定したお給料をいただけるし、福利厚生も整っているし、正直卒業することについて、めちゃくちゃ悩みました。

それでも、やっぱり私は挑戦する人生を選び続けたいな、というのが今の思いです。

だから、とてもお世話になった今の会社の卒業を決めました。

とはいえ、これから先、ずっと会社代表一本でいくということに、そこまでこだわりもありません。時に会社員、時に複業、時に会社経営、そんな感じで、その時々の挑戦と向き合いながらキャリアに柔軟でありたいと思っています。

人生100年時代、まだ残り60年以上あると思うと、折り返しにもなっていません。挑戦あるのみです。

これからも、こんなマイペースな私ですが、どうぞよろしくお願いします!



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