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若林稔弥
2019年9月16日 00:01
お世話になっております。若林です。僕はキャラを描く時、「こんな人達がこんなことしてるのを眺めたい」っていう思考と「自分自身を投影させた人物を動かしたい」っていう思考で描く時があります。「徒然チルドレン」の時は前者の「理想」で描いていて、「幸せカナコ」では後者の「現実」で描いています。僕が漫画を描けるようになったきっかけは、二つあります。一つは「影響を受けた漫画」のコラムでお話しした、
2019年12月22日 20:56
お世話になっております。若林です。趣味で始めたラジオに、漫画家志望者や小説家志望者の人からお悩み相談がよく来ます。「考えすぎて描けない」「思いついたものが面白いと思えない」「何も思い浮かばない」僕にも同じような経験があります。10代から20代前半までは、机の前でずーっと考えてはいるけど、何も描けてないって感じの日々でした。あの頃は「とりあえず描きなよ」って言われるのが嫌でしたね
2019年11月22日 00:58
お世話になっております。若林です。新人のネームでよく見る問題の一つに「キャラが何考えてるかわからない」というものがあります。「何を考えてその行動をしたのかわからない」「どういう気持ちでこの表情をしてるのかわからない」僕も新人の頃、こんなようなことをよくやったような気がします。じゃあキャラの考えてることを台詞や心の声で描けばいいと思うじゃないですか。もちろんそれで解決する場合もあ
2019年11月7日 17:38
お世話になっております。若林です。たまに「アイデアの出し方」について質問されます。そこで今回は僕なりのアイデアの出し方を紹介します。アイデアを頭の中から出すには、きっかけとなる「問い」が必要です。「どうしたら面白い話が思いつくだろう?」「今ウケるのはどんな漫画だろう?」こうした「問い」を前にすると、人間の脳は何か答えを出さないと気持ち悪くなるようにできてるそうです。ところが、そ