患者に私費でSPトローチを買い与えていた医師

公的医療保険で給付可能な資源には、医薬品というより単なる嗜好品でしかないものがあります。

SPトローチ0.25mg「明治」 | くすりのしおり : 患者向け情報 (rad-ar.or.jp)


SPトローチ

のど飴みたいなものです。
殺菌剤で咽頭が消毒されるからといって、咽頭痛に効果があるのかどうか、相当疑問があるが、甘いので、喜ぶ患者が多い。

老人患者でこれを好む人がいて、無制限に舐めたがりました。

しかし、規定量より多くの量を処方したら、保険を切られてしまう。

訪問担当医は、私費(ポケットマネー)で、SPトローチを大量に買い込み、患者に与えていました。

患者の言いなりになって、処方箋発行機と化している外来・訪問医師は多いんだが、私費で医薬品を買い与えていたのは、このケースだけしか見たことがない。

これって、施しですか?

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