生まれてきてごめんなさい

わたしは存在しているだけで迷惑をかけているし、誰にもなにも与えられない、奪ってばかりです。存在していていいのでしょうか。

わたしは今、大学院に通っていますがどうやらちゃんと卒業はできないみたいです。というのも、教授に見放され、もう面倒を見ないと言われたからです。わたしが怠惰で素行不良であったため、何回も怒られてきましたが、それでも改善せず、堪忍袋の緒が切れてしまったのでしょう。

他の研究室の同期にはずっと教授がきついことや教授から来たメールなど見せてきていて今回のことも話すとアカハラだよとみんな口を揃えて言うけれど、わたしが全て悪いのです。わたし以外の人は愚痴を漏らしながらもちゃんとやってきていましたから。わたしが全て悪い。わたしのせい。

人生甘くないですね。


もう研究室には行っていません。内定先にも何も連絡していません。もうこの世から逃げてしまいたいです。疲れました。

思い返せば、家族にはいつも迷惑をかけてきました。大学入試も浪人も、資格を取るために行った大学なのに結局その仕事には就かずに大学院に進学して中退。軸がブレブレですね。振り回してしまいました。

過去を振り返ると迷惑しかかけてないし、これからの将来も不安定で本当に申し訳ないです。

研究室に行けなくなった時に友達に勧められてメンタルクリニックに行きました。鬱と不安障害と診断されましたが、きっと受診してしまえば誰でも何かしらの診断名が付くだろうと思ったのと、そんな疾患があるとは受け入れられなくて薬の治療は拒みました。その一ヶ月後くらいにやはり日常生活が少しだけ困難だと思ったので、ただ怠け癖がついているだけかもしれないですが、また受診して薬をもらいました。

しかし、自分ではまだ本当に鬱であるとは受け入れてないし、むしろ、診断という後ろ盾というか言い訳を手に入れるために行動したのかなと分析しています。


親に電話で大学院は卒業できない旨を伝えた時、病院に行った話もしました。母は泣いていました。世間はそんなに甘くないんだよ。いつも自分で辛い方向に進んで病むなら辞めてしまいなさい。

全くその通りです。

でもやっぱり甘いので許してもらい、心配をされました。

就活をしている時も精神的に参っていたので、心配になったのか夜中に何も言わずに下宿先まで来ました。死んでいないか心配になったようです。

わたしはわたしで今まで理想が高くそれから外れてしまったら人生は終わりだと思っていて、その終わりがきてしまいました。

だから、1日の中でもメンタルの波があって、何も考えずにぼーっとする時とこれからのことや家族を迷惑をかけていることを考えて涙が止まらない状態を繰り返しています。

幸い、周りには親身に相談に乗ってくれる友人がいてとても救われています。でも結局他人だから関係なく、わたしのことを受け入れているのだろうし、ちゃんとしていないわたしには価値がないから察してもらうのが申し訳ないなぁと思います。

ちゃんとしていないわたしには価値がない。わたしと接するメリットって何でしょう。何で接してくれるのかわからない。だから接してもらうのが申し訳ない。いたたまれない。わたしはあっちが負担に思う前に静かに去っていった方が良いのではないか。ずっと考えています。


家族にしてもずっと迷惑をかけています。もういい年齢ですし、いつまでも自立していない。本当に申し訳ないです。

もし精神疾患だったとしても母は受け入れてくれるのでしょうか。母もわたしと似ていて、心が繊細であり、共感能力と愛情深いので、一緒になってショックを受けて精神を病んでしまわないか心配です。わたしが苦しいことよりも家族が辛くなる方の方が苦しいです。

わたしは存在してもいいのでしょうか。周りの人に迷惑や心配をかけてばかりで。わたしは存在してもいいのでしょうか。存在することでプラスになると一番いいですが、わたしはプラマイゼロではなく存在していることでマイナスな気がします。わたしが生きていて誰かの役に立つことはあるのでしょうか。奪ってばかりです。


わたしは生まれてきて良かったのでしょうか。両親には申し訳ない気持ちでいっぱいです。こんな娘を産んだばかりに苦労をかけて。もっと別の人間だったらこんな風にならなかったのに。わたしが生まれてきてごめんなさい。生まれてきてごめんなさい。

もうこれ以上迷惑をかけたくないから死を選ぶ時が来るとして、死んだ方が周りの人は悲しいよと言われるかもしれないけど、自分の苦しみからの解放とこれ以上迷惑をかけずにいれることへの解放は意味があるのではないかと思います。

でもやっぱり悲しませたくないから、初めから存在しなければ良かったのかな。 



わたしみたいな人間が生まれてきてごめんなさい。何も与えることができません。生まれてきてごめんなさい。生まれてこなければ良かった。





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