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深夜コンビニのワンカップおじさん


大学生の頃、深夜コンビニのアルバイトをしていた。そこには変な客が数人いたから、それを紹介しようと思う。


深夜バイトは時給はそこそこ高かったが
非常につまらなく、また一緒にシフトに入ることの多いおじさんが嫌すぎた。


また深夜に働き、朝家に帰り寝るという生活は生活リズムが乱れるのであんまり良くないなぁと感じていた。


深夜コンビニはお客さんの対応もあるが、品出しがメイン。朝分の食材、弁当たちが深夜に来るのでそれを陳列する。  


その作業をしていると
バイクのヘルメットを被った状態で
大関のワンカップを購入するおじいちゃん?おじさん?が頻繁に来た。



そのおじいちゃんは
購入したら店外で開けて飲むのではなく、
買った瞬間からもう開けて飲み始めた。


そして一気飲み。


購入後、店内で開け
そのままグビグビとワンカップ大関を飲み
店外へ出た瞬間


思いっきり、地面に空き瓶を叩きつけて
乗ってきた自転車に乗ってコンビニを後にするのだ。


完全に飲酒運転なのだが…


あまりにも
それが続くので、一度注意したことがあった。


わぁっーたよ!!!


と不服そうな顔で了承してもらった。

そしていつものように、ワンカップ大関を店内で開け、出口で飲み干し、ワンカップ大関をコンビニのアスファルトに叩きつけ、自転車に乗って行った。


全然わかってない…!


気がつくと
ワンカップ大関おじさんが
コンビニに来ることがなくなった。


きっと飲酒運転で
捕まったのだと僕は思っている。

ワンカップ大関をアスファルトに叩きつけた後の掃除がいつも面倒でした。しかし、アスファルトに思いっきり叩きつけていくのは少しやってみたいなぁと常々思っていました。

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