見出し画像

本当に求められるPBWはこうだ

作家は「究極のRPG」を楽しむことのできる人たちだと思います。
RPGとは、人生のシミュレーションなのですから。

自分の考えたキャラクターを、自分で築き上げた世界で、自分の望むように動かす。
キャラクターに命が吹き込まれると、まるで意志が生まれたように自発的に動き出すことさえあります。これは現在、AIにもできないこと。

作家は、ひとつの世界の創造主。ただし全知全能ではなく、生みの親と呼ぶのが適切でしょう。読者がつけば、ファンがいれば、彼らの中でひとりでに世界は育っていきます。そうなったら、もう親元を離れて自立した子供。

生みの親だからって、法律上の著作権者だって。毒親みたいに干渉するのは人として恥ずべきことです。

この「究極のRPG」の、限られた一部だけでも。プログラミングと商業主義の制約を離れて、RPGの多様性を広げてくれるもの。

作家でない人にも「うちの子」が真の主人公となって冒険・活躍・成長する物語の扉が開かれること。

ゲームソフトのRPGが、ガチャや大作主義に毒されきったいま。それこそが「人の手で制御されるRPG」に必要なものではないでしょうか。

自分の立場を明らかにせず、対価に見合う価値提供をせず、参加者を無闇に競わせようとする者は、RPGの敵です。

アーティストデートの足しにさせて頂きます。あなたのサポートに感謝。