オンライン読書会は楽しくインタラクティブに(第1回開催報告)
こんにちは、IJ人事の菊池です。
先日から予告していた「人材トランスフォーメーション」を題材として、東京と湘南を接続して第1回リモート読書会を開催しました!
基本的な進め方は普通の読書会と同じで、まずは担当メンバーが本の内容を説明していき、それに対して途中で質疑応答をはさむ方法です。
勉強会のまとめ
「人材トランスフォーメーション」第1章「日本企業が追い求める新種の人材」
・イノベーションを生み出すために新たな人物像・行動特性が求められる
- もともと従来の組織で大事にされてきたのは分析的思考力や組織指向性
- これらの特性は、間違いをおこさず周囲と調整しながら進める時には有用。ただ、行きすぎると自組織の論理を優先してしまうこともある。イノベーションを起こすには異なる特性を発揮する必要がある。
- 行動特性の中で、イノベーションのためには顧客志向性・自信・概念的思考力が重要という調査結果が得られた。
そのほか、当社でこれらの概念を人事制度にどのように取り入れているか、どんな行動特性を持つ人材であっても当社のバリューであるLOVE,CHAOS,GROOVE,ENJOYを忘れてほしくないなど、普段の業務ではあまり話す機会がない内容までいろいろと話し合いました。こちらも別の機会に詳細を書きたいと思います!
参加メンバーは3名でしたが、普段よりカジュアルな気分で参加できた、人材像・人事制度への理解が深まった、などチームコミュニケーションにも効果が感じられたようです。
リモートコミュニケーションの学び
アジェンダの事前共有は重要
担当メンバーが事前にSlack上でmindmeisterのマップを共有してくれていた(準備ありがとうございました!)ので、話の内容が伝わらないということはありませんでした。マインドマップだと話の全体像はブランチを追っていけばわかるのでおすすめです。
リアクションや声かけも大事
mindmeisterは複数人で同時接続できますが、誰かが更新しても自動で同期されないのが少し不便です。そのため全員が手元で手動更新するのですが、この時にこまめに声かけをするため意外とコミュニケーションには効果的でした。
インタラクティブな仕掛けがあるといいかも
今回は開始段階からほぼマップが完成していたため、ほとんど追加の書き込みはせずにすみました。もちろんこれは悪いことではないのですが、マップにあえて少し空のブランチを作っておき、みんなで埋めていく仕掛けがあるとワークショップらしさが出てより良いと思いました。(空いていると強制的にアイデアを出して埋めたくなる性質を、ゲシュタルト性と呼ぶそうです)
会話と食事のタイミング
つい話しすぎると、食べる機会を逃したりしますw
あまり長く話しすぎず、メンバー同士が話を回しあうファシリテーションが必要だと思いました。これはこれから経験かもしれませんね。
音声環境は要試行錯誤
今回はランチをしながらということもあり、イヤホンを使わずに参加したメンバーもいました。聞こえ方だけ取ってみると全員マイク付きイヤホンで参加する方が聞こえ方は良いと思います。とはいえ食事の音があまりはっきり聞こえてもよくないので、どこを落とし所にするか今後も悩みどころです。
学びと交流には効果あり、一方ブラッシュアップの余地も
こうしてみると、音声を除き、注意するポイントはほとんどオフラインのランチミーティングと変わらないですね。ただオンラインの場合はインタラクティブ性を重視することで、一層面白さを増すことができると思いました。
家で読書をする機会も多くなると思いますが、身近なメンバーと知見をシェアしてみてはいかがでしょうか!
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