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コロナ助け合いの輪:支援している方にたくさんのいいことがある

新型コロナウィルス感染症での自粛が長く続き
みんなが不安で心を閉ざしがちなときに
世界中で助け合い、励まし合いの活動が起こっています。
自分にも何かできることはないか、と思っていた時に
コロナの自粛などで売れなくなった商品を支援するサイトを知りました。
支援してほしい人と、支援したい人とのマッチングです。

みんなも困っているんだからと我慢したり、
人様にご迷惑をかけてはいけないからと遠慮しがちですが、
困っている時に助けを求められるって素敵なことですね。

人は、誰かが困っていると、自分のことのように心を痛め、
いてもたってもいられず行動を起こしたくなります。
そして人と人の助け合いが生まれます。
“共感の力”とも言えます。

ただ、このとき気を付けないといけないのは、
「助けたい」、「役に立ちたい」という思いが熱いがゆえに、
相手の状況や気持ちが見えなくなりがちだということです。
困っている人を助けたくなっているときこそ、
「自分本位になっていないだろうか?」
「相手の立場に立てているだろうか?」
と自分にきいてみることが必要です。

誰かを思いやって何かをするということは、
実は、支援している人の方にも多くのメリットがあるのです。

●困っている人をみたときに自分の中に沸き起こる、
 つらい、苦しい、いたたまれない気持ちが軽くなり、
 落ち着くことができます。
●誰かを思いやり、親切にすることで愛情ホルモンと言われる
 オキシトシンが出て、穏やかなやさしい気持ちになれ、
 癒しが得られます。
●誰かの「役に立つ」「感謝される」ことで
 自己有用感や承認欲求が満たされます。

誰かのために何かをするときは、
自分のメンタルヘルスのためにお手伝いをする機会をいただく
くらいの方がちょうどよいのです。
そうすればおのずと感謝の言葉や見返りを期待しなくなり、
こうなってほしいという結果のコントロールも手放せます。

少し冷静になってから、
「今、相手はどういう状況なんだろう?」
「どんな支援を求めているのだろう?」
と相手の視点に立って、想像力を働かせたり、
相手に「どんなお手伝いが必要ですか?これこれならできますよ。」
などと具体的な話し合いをしましょう。

自分がしてあげたいこと、無理なくできること、と
相手がしてほしいことをマッチングさせてから行動に移しましょう。
双方のニーズが満たされることが大事です。

この度、イベントやお祝い事の自粛で行き場を失った胡蝶蘭を
救うべく立ち上がったお花屋さんと、お花大好きの私たちの
双方のニーズがマッチして、豪華な胡蝶蘭がやってきました。
急激な社会の環境の変化に適応しようとがんばっている
多くの人に「幸福が飛んできますように(胡蝶蘭の花言葉)」

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