七夕、あなたはきっと幸せを願う

７月７日　七夕

大勢の人が短冊に願いを込める

好きな人と結ばれますように。これからも仲良くできますように。ずっと健康でいられますように。テストでいい点とれますように。受験成功しますように。

人それぞれ何を願うかは自由だ。自由だ、が

きっとそれは前向きで、叶ったら嬉しいことだ

生きていると幸せなことも不幸なことも嬉しいことも苦しいことも、それなりに起こる。今日は幸せな一日だった、よい一日だった。今日はつらいことがあった、いやな日だった。

幸せと不幸のように相反するものは一方の存在がなければ成り立たない。幸せがあるから不幸があるのだ。日常に一つ、幸福だと感じることがあれば必ず不幸だと感じることが訪れる。

私は、不幸なんていらない。きっと大半の人も同じ気持ちだ。

ただ、君たちは短冊に幸せを願う。不幸が嫌いなのに。不幸はいやなのに。

私は七夕の今日、短冊に願う。

「幸せになんかならなくてもいいから、不幸になりませんように。」