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掲載開始から「2日間」で他社の1ヶ月分の応募数を獲得した求人企画のお話

株式会社インフォメーション鈴木です。


このnoteも3つ目となり、書き方等工夫して変化をさせているのですが、何事も初めての事は心に汗をかきながらチャレンジだなと改めて感じています。


まずタイトルについての説明をします。

弊社が求人を公開したのが5月27日で2日経過時での応募数が12人でした。

同時期に掲載をしていた他社求人の1ヶ月の平均応募数が13,2人なので今回のタイトルを付けました。

※掲載開始時は上位表示オプションというのがあり、2週間上位に表示されるのでその分応募が集まりやすくなるという前提はありますが、上位表示を加味しても他社求人と比較し、かなりの差があるのでこのnoteを書く事にしました。

ゼロワンインターン掲載前に営業担当の方からは3ヶ月間の掲載期間で2~30人くらいの応募が平均値ですと言われていたのでコロナの影響でバイトが働けなくなったりで全体的にインターン応募が微増している感じがしますが、それでも他社の1ヶ月分の応募を2日で獲得出来ているのには明確な差があるからです。


ゼロワンインターン社の担当者には申し訳ないですが、取材を受けて上がってきた記事はタイトルを含め、ほぼ原形をとどめないくらいに修正させていただきました。

色々な求人を見ると分かるのですが、

・具体的なインターンの流れのイメージがつかめないようなもの

・インターンを通してどんなことが学べるのか書かれていないもの

・それに惹かれる?というような社長の経歴自慢、会社自慢をしているもの

・「働きやすさ」のような本当かどうかも分からないし業務とも関連のない事を前面に出している

このような求人が多いです。

確かに働きやすさは大切だと思いますが、学生はインターン先に働きやすさを求めているのでしょうか?

そんなのは前提で「成長できる環境」を求めているのです。

ならば、この環境なら成長出来ると思ってもらえるような求人にすれば良いのです。


目を引くテーマを設け、それをタイトルに入れて流入を獲得する。

※「学生目線」で目を引くタイトルを考えることがとても大切。

そして実際の求人の記事を読み込んでもらい、業務イメージを理解してもらい、成長出来そうだなと思ってもらえたら応募します。


今回のインターン求人の目的を会社側、インターン生側からおさらいしていきます。

会社としては

・会社の成長(売上UP、社員の成長、人員増加etc...)

が目的としてありました。

そして、インターン生側がインターンをする目的を

・学びを得て成長する事が出来るか?

・就職で有利になるか?

この2つであろうと仮定しました。


この2つが具体的にどういうことかと言うと、、

・学びを得て成長する事が出来るか

→実務経験を積む、思考面での成長

・就職で有利になるか?

→具体的な「成果物」として数字で語れるもの

学生さん全員がここまで細かく考えているかどうかは別として、この2つを実現していく座組を考える必要があります。

そして、求人を出す(採用をする)上で決めていたこととしては

・とことん募集の数にこだわること


そのためには、、、

・学生から見て魅力的な求人を作る事


これは一見すると当たり前の事なのですが、他社の求人を見ているとどうしても業務作業に対する魅力を打ち出そうと頑張ってる感があります。

前述のインターン生側のインターンの目的の2点を突き詰める事が結果として募集の数を増やす事に繋がると考えました。

そして数だけ集めるとそこからの選考業務が大変なのは目に見えているので

・熱量の高い人を集める事


これを並行して意識する事が大切です。

インターン生はアルバイト感覚で入社し、すぐに辞める人が一定数いるというイメージがあったので、工数を最適化する為にもそのような層からの応募を極力減らし、熱量の高い層からの応募を沢山集める為にはどうすれば良いのか。。。


しかも、弊社は新卒採用もインターン採用もしたことがない。。。


そこで考え抜いて出た結論は、、、


一緒に作っていこう


でした。

それで「新規事業」だったのです。

会社としては3月に入ってから2つの新規事業を走らせていたので、決して会社として急いで新規事業を作りたかった訳ではないのです。

しかし、次なる事業案もありましたし、応募者と面談で話していると弊社がインターンを募集している理由を「学生からのアイデアを集めたかったのでは?」と言われますが、決してそれが理由ではないです。。


今回のインターン求人としては

・社長直下

・新規事業立ち上げ

が大きな目玉でした。

この2つが本記事のタイトルでもある2日間で他社の1ヶ月分の応募数を獲得の大きなポイントでもあります。

とは言っても、どれだけ魅力的な求人を作って応募を沢山集めて入社していただいても実際の内容が求人と乖離があるとすぐに離職してしまうので、魅力的な求人を作り、なおかつ実際にそれを働く環境として実現する事が必須です。


社長直下と新規事業立ち上げを細分化して説明していきます。



まず社長直下ですが、学生は社長と接する機会自体がほとんどないので将来少しでも起業を考えている学生さんからの反応はかなり良いです。

しかし、社長直下と言いながら社長との接点が少ないと嘘になってしまうのでこれは社長がどれだけコミット出来るか次第でこの見せ方をするかしないかは判断すべきです。

実際に入社をしてからもかなりの接点を持っていますが、一旦入社前までに話を限定して書こうと思うので入社前までの関わりで言うと、求人のライティング、応募メッセージの返信、面接(面談)も全て社長である私が行いました。面接は多い日で1日に10件。掲載開始から3週間くらいの間は土日も含めてほぼ毎日朝から晩まで面談をしているような状況でした。

新規事業立ち上げに関しては良く言えば0→1を出来る。何をしてもOK。あえて悪く言うと何も決まっていないという状態でした。


新規事業を立ち上げるとは言っても実務経験のない学生たちだけでそんな簡単に立ち上がる訳はないのでそこに至る過程でめちゃくちゃ成長出来るようにしようと考えました。

そしてそれを簡単にまとめたものを求人に「流れ」として書きました。

具体的には

1.新規事業の立案、計画

2.資金と人員の確保

3.事業の立ち上げ

ここでは割愛しますが、それぞれに対して補足のような形で具体的な事を書きました。

具体的な業務内容、それによって得られる成長のイメージ、そして成長に向き合うという「想い」を文字にする事が大切です。

何もそんなに特別な事をしているとは思いません。

どうやったら学生さん達が成長出来るかにとことん向き合って、その環境を用意すれば自然と応募は集まります。

逆に社員にやらせる程でもない作業をやらせたい感が全面に出ている求人では人は集まらないでしょう。

学生は「作業」をしたいのではなく「成長」したいのです。


細かい小手先のスキルテクニックではなく、会社としてのインターン生の成長に向き合うという在り方が求人に現れているかどうかで応募数は簡単に差が出ます。


次回は選考基準や面談時にどのような事を話しているかを書こうと思います。


この記事をご覧になった方からの応援の声や「note見たよ」という報告の連絡をいただけてとてもうれしいです!ありがとうございます!

改めてこの場で感謝を伝えさせてください!

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