投資関係の話＃１仮想通貨案件は初心者は手を出すな！

　投資系の話第一弾で失敗談です。正直痛い目に遭いましたので、少しでも仮想通貨案件について考えている方にみて頂きたいと思い書きました！私は何回かお伝えしましたが、今の仕事（理学療法士）は好きなので辞めないで、生活を豊かにするために他に稼ぐ方法をいろいろ検討してきました。その中で最も失敗であったものをここで紹介します。

仮想通貨絡みの案件とは

　仮想通貨に関しての稼ぎ方というのは、株みたいにこれから価値が上がると予測されるコインを安いうちにいっぱい買って、価値が上がってから売るというスタイル。

　あとは、新しい事業を始めると言った時に人を集めたい！この事業に参加してくれる人を集めたい！って時にこのサイトに自分のアカウントを作ってもらって、同時に入金をします。この入金する時のコインが仮想通貨になります。ほとんどがビットコイン（BTC）かUSDTかと思います。USDTについては、また次に触れたいと思います（笑）そして、この入金したお金ですが、いつか大きくなって返ってきます。この新しい事業の経営者の方々は、とにかく人を集めたいんです、最初は。人が集まってから、次々に新しいシステムを追加していきいいサイトにしたり、アプリになったりします。あのLINEも皆さん最初はただ無料の通話アプリってことでインストールしたと思いますが、今はFxや証券もやったりしていろんなものを初めていますよね？多くの人が利用してくれれば、どんどんいいシステムを追加していけるようになるんです。

　人を集めるために、様々な形で宣伝しますが、口コミっていうのがこのネットの時代でも最強です。なんかのサイトのバナーや広告動画ってあまり見ないでスルーしますよね？たまには引っかかりますが・・・。でも知り合いからいいよって紹介されたアプリならじゃ使ってみようかなって思いますよね？やっぱり人からってのが一番！あとはテレビで紹介ってのがいいとは思いますがそれにはかなりの知名度が必要ですからこれから始まるものにいきなりテレビが取り上げてくれることはまず無いでしょう。

そんなこんなで人伝に紹介してもらうシステムが最もいいので、紹介してもらうために紹介料というものを設けます。この紹介料が日本のよくある紹介特典と比べると大きいんです。私が知っている限りで最大は500万円相当というものもありました。もちろん、たった１人紹介してではなくてかなりの数を紹介した結果頂ける総額の料金になります。システムとしては、まず入会金的なものを入金します。大体２〜３万円相当のビットコインを入れます。入会後に、誰か１人紹介して紹介特典が入会金の20％ぐらいの額が自分のところに入ります。その紹介された人がさらに誰かを紹介すると、一番最初に紹介した人にも少しボーナスが入ります。これが繰り返されて、大きな組織図みたいなのが出来るとその最初の紹介した人のランクが上がります。そのランクが上がると更にボーナスが頂けるというシステムです。これで最高ランクまで上がると500万円相当のビットコインがもらえるというシステムです。大体はこの形をとっていると思います。このトップの位置に立っているような人をリーダーと呼ぶんですが、このリーダーは一回紹介したら後は拡散されて、自分のところにボーナスが入るのを待っているだけではありません。別に詐欺案件にみんなを誘い込んでいるわけでは無いので、この案件の最新情報について誰によりも早く入手して、その内容を紹介したみんなに向けてわかりやすく解説を行ったりします。最近ではしっかりzoom文化が染み付いたので、zoomで教えてくれたり、YouTubeで配信するので見てください方式にしたりと、様々な形で紹介された方々に安心して頂けるようにフォローを行なってくれる方々が多いです。仮想通貨のこのような案件は多いので、あの人が言っているなら安心だと思って頂けるようにして、また次新しい案件が手に入ったら同じようにみんなを誘いやすくするためにも信頼を失ってはいけません。この顔が見えづらい世界にも信頼が大切です。

　このシステムで多くの人を集めたプラットホーム（そのサイト）は、いろんなサービスを始められるようになります。これで更に成功すればどんどん使いやすい、いいものに進化していきます。その結果、人々の暮らしが更に便利なものになっていくそういう形になっていくはずです。

注意するべきポイント！！

お金が出せない、出せなくなる可能性があります。理由としては

①詐欺：ポンジスキーム

②その事業が失敗、もしくは全然人が集まらない

①ポンジスキーム

　ポンジスキームというのはイタリアの有名な詐欺師チャールズ・ポンジという人の名前が由来とされているものでわかりやすく言うといわゆる「ねずみ講」です。参加するメンバーに対して報酬や支払いを約束するだけでなく、そのメンバーが新しいメンバーを誘うことに対しても報酬や支払いを約束するビジネス形態です。最初のうちはしっかりと収入が確認でき、それを引きだすことも出来るパターンもあれば、入金は出来るけど出勤はできない。そんな悪質なパターンもあります。ある一定額のまとまったお金を入手したら、その組織はサイトも閉鎖して、一気に逃げます。ここで厄介なのが、その後一切足がつかないことです。探せません。ほぼ諦めるしかないでしょう。

　更に注意することは、上で説明したリーダーと呼ばれる人たちで中には更に悪質な人もいます。サイトが閉じてしまい、どうにもならないのかと思い悩んでいる人に更に追い討ちをかけます。私たちがどうにかして、少しでも皆さんのお役に立てるように救済案を検討してもらうように経営者側にかけあってみますと話しかけてきます。まずこれは断ってください。

救済案には乗らない！！

この中には本当に少しでも救済してくれる方法を検討してくださるリーダーもいるのかもしれませんが、それが本当なのか知る術は何もありませんので乗らない方が絶対にベターです。と言うもの、救済するために「個人情報の入力」を求めてくる可能性があります。これが何に使われるのかはわかりませんが、かなり危険だと思われます。手に入れた情報としては、他に少しでも確実に稼げる案件があると紹介して更に高額の被害を受けたという事例はよく聞きます。もはや誰が信じられるのかわからない状態ですので、それ以上被害を拡大しないためにも救済案には乗らないことがベターです。

これはバイナンスという仮想通貨の大手の取引所で書かれている文面なのですが、大事なことなので引用させていただきました。

被害に遭わないために

常に疑う　少ない初期投資額で、すぐに、かつ高利回りを約束する投資機会はおそらく嘘です。これは特に、まったく知らないものや理解するのが難しいものへ投資をする時にはあてはまります。おいしい話には裏があると肝に銘じておく必要があります。

迷惑な機会に注意　長期的な投資に参加する予期せぬ勧誘はたいていの場合詐欺です。

売主を調査　投資機会をプロモーションしている組織のことは精査する必要があります。しっかりと評判の良いファイナンシャルアドバイザーやブローカー、証券会社は適切な政府当局に登録し、さらに監視されています。

信用せず、自分で調べる　ちゃんとした投資は合法的に登録されるべきです。まず、行うべき行動は登録情報を提供させることです。もしも、投資機会が登録されていなかった場合、合理的な言い訳が提供されなければいけません。

投資対象を理解する　自分が完全に納得していないものに投資をしてはいけません。利用可能なリソースを使い、さらに秘密の投資機会に対しては特に注意してください。

報告　投資家がピラミッドやポンジスキームを見つけたら、適切な機関に報告することが重要です。これによって、同じ詐欺にひっかかる被害者を減らすことができます。

②その事業が失敗、もしくは全然人が集まらない

　中には健全に事業を成功させようと頑張る組織もあります。しかし、頑張ってもその事業は上手くいかず、失敗し結果お金を支払えないってパターンも一応あるようです。詐欺ばかりでは無いはずではありますが、このケースはかなり稀でほとんどが詐欺案件が多いのが現状です。

最後に

　Yahooニュースにも最近このポンジスキームについて記載がありました。その記事では、目新しいものでも無いのにこれだけ多くの人が引っかかるのかと驚いています。とありました。

　どんな時代でも初心者の方はいます。この人たちは情報がありません。頑張って収集しててもなかなか手に入らないこともあれば、この案件は大丈夫だろうと根拠のない自信を持ってしまっていたりします。また人は自分に都合のいい情報だけを優先的に頭にinputする心理学の用語でいうと「確証バイアス」というものがあります。これは自分だけは大丈夫だろうと思えば思うほどハマる傾向にもあります。

　暗号通貨（仮想通貨）では、普通の通過よりも値段の変動が大きいので、株のように安い時に買って高くなったら売るというパターンでは一番安心して稼げるのではないかと思います。現に2020年11月の時点でビットコインは180万円ほどになっています。6月の時点では98万ぐらいであったのに・・・。凄すぎますよね。このパターンで稼いだ場合確定申告を忘れずにしてくださいね。後ですごい支払いが起こりますので、使いすぎないようにご注意ください。

ではでは長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。私の失敗も含めこれから、今はこれやってますとか備忘録的なものも載せますので興味あったらみてください。