赤ちゃんの写真を撮るときに知っておいて欲しいこと
産まれたばかりの赤ちゃんは、パパやママにとって喜びを提供してくれる存在。毎日、発見や感動がたくさん!
子育てに少し余裕が出てきた時に「子どもの写真をもっと撮っておけば良かったなぁ。。。」と後悔しないように日々、成長を記録しておきたいものです。
なかなかお出かけもできない生後3か月頃までの赤ちゃんを撮影する時に知っておいて欲しいことをパパ、そしてカメラマンの目線でお伝えします。
赤ちゃんの写真を撮る時に一番大切なことは、家族みんなの協力です。
「写真関係ないやん!あたりまえやん!」
と思うかもしれませんが、これが何よりも大切なのです。
産まれてすぐの赤ちゃんは、突然ミルクを飲まなくなったり、高熱が出たり、発疹が出たり、何故か泣き止まなくなったり‥‥と予想もできないトラブルがたくさん。
また赤ちゃんだけを撮影するのであればともかくお母さんも一緒に写すとなると化粧やお洒落もしたいもの。
めちゃ忙しくて余裕がない状況で「写真を撮ろう!」とは、ならないですよね。
家事・育児共に協力して気持ちに余裕を持つことが、いい写真を撮る為のはじめの一歩です。
前置きが長くなってしまいました。
ここから本題です。
赤ちゃんを撮影する時に意識したいことは、質感・立体感・安心感。
柔らかな質感、小ささが伝わる立体感、守られていることの安心感が表現されている写真は見ていて温かい気持ちになりますよね。
この3つを意識しながら以下のようなロケーションをおさえておきたいです。
1 一部分をクローズアップ
柔らかな髪の毛やプニプニの肌など赤ちゃんならではの質感を表現しましょう。
赤ちゃんと同じぐらいの高さでカメラを構え、色んな角度から撮影してみてください。
撮影を通して「こんなところにほくろがある!」など新たな発見もあったりします。
このように一部分をクローズアップすることで、質感により目が行くようになります。
視覚への情報を少なくすることで、見せたい部分を強調することができます。
2 手足を可愛く
これは誰もが撮りたい写真ですよね。
小ささを伝えたいからといって間違えても”タバコの箱”とか生活感溢れるアイテムを横に置いて撮ったりしてはいけません(笑)
手足撮影のポイントは立体感です。お父さんやお母さんの手の大きさと比較すると小ささがより際立ちます。
足だけ撮影する場合は、布を足元にかけると余計な部分が写らずにスッキリと見えます。
足の裏が綺麗に見えるように両足をそっと近づけて撮影しましょう。パパ・ママの指輪を両足にかけたり小さめの花を足に挟んだりと小物のアレンジも可愛いです。
3 何気ない仕草
新生児は、寝ている時に無意識で2秒くらいほほ笑むことがあります。これを「新生児微笑」と言うそうです。
生後2か月頃にはしなくなってしまう特有の仕草です。他には「ハンドリガード」と言って目と手が連動することを確認する為に手をじっとみたり……指や足にこぶしまでチュパチュパ。
新生児ならではの可愛い仕草です。
私の子どもは常に半目で寝ていたので、新生児微笑も全て間が抜けた感じのおもしろ写真になってしまいました(笑)
タイミングが難しいですが、安心感が感じられる表情が撮影できるまで、根気よくチャレンジしてみてください。
あとは寝ている時に「どれだけバンザイするねん!」ていうぐらい身体を伸ばして寝ていたり、猫のように丸まって寝ていたり……
可愛い寝相は、赤ちゃんの真上から全身撮影がおすすめです。
全身撮影の背景は、シンプルであればあるほど絵になりますので、このような大きめ円形のベビーマットがあると便利です。
肌色が綺麗に見えるので、明るめの色がおすすめです。
その他にも兄弟や親御さんとの思い出や沐浴・入浴、外出など「人生初○○」イベントなど撮影の楽しみはたくさんあります。
「人生初○○」イベントは、前後のストーリーも含めて音声も記録したいので、動画がおすすめです。
写真は情報量こそ少ないですが、質感・立体感を意識して撮影することで、写真を見た瞬間に感動やその時の気持ちまで思い出すようなお気に入りの1枚が生まれます。
可愛いお子さまの大切な思い出。写真を通したコミュニケーションでご家族のおうち時間が、有意義でより楽しいものになれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
子ども撮影に関する記事もよろしければご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。 いただいたサポートは他のクリエイターさんのサポートと奥さん子どもにあずきバーを買ってあげたいです。