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「note創作大賞」授賞式の模様をお届けします!
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「note創作大賞」授賞式の模様をお届けします!

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KADOKAWA、幻冬舎、ダイヤモンド社、テレビ東京の協力を得て開催した「note創作大賞」の授賞式を、2022年4月28日に行いました。

授賞式には、優秀作品賞を受賞した6名のクリエイター、入賞した13名のうち9名のクリエイター、各社の審査員が参加し、トロフィーの授与が行われました。

「note創作大賞」オリジナルトロフィー

みなさんの受賞のコメントとともに、授賞式を振り返りたいと思います。

優秀作品賞

女とおしゃれと異常な激情|岩村月子さん

プロとして活動しているのですが、今まで賞をとったことはなかったので、今回このようなおしゃれな賞をとれて非常に嬉しいです。ちょうど、他の作品がボツになりかけていたり、インターネットで発表したマンガがまわりから評価されなかったりし、イップスになりかけていたため、この賞をとることで自信を取りもどすことができました。ありがとうございました!


元・天才キッズ動画配信者の末路|キブシさん

キブシというのは植物の名前で、花言葉は「嘘」。作品においては2つ嘘があって、1つめは叙述トリック、もう1つが作者である“キブシ”が漫画家の“かっぴー”であることです。なぜこんなことをしたかというと、漫画原作者として次のステップに行くために、小説の文章力をつけたかったからです。ただ、“かっぴー”として小説を書くと、僕の名前だけで書籍化の話を聞いてくれる出版社さんもいる可能性があると感じていました。実力でチャンスを得たかったので、今回は名前を出さずに賞に応募する挑戦をしました。“新人小説家”として頑張りたいと思います。


芸人が死にかけて今後について悩む漫画|ナターシャ(ニュークレープ )さん

このマンガは、2019年、駅の線路に転落した男性を人命救助した僕の実際の経験が元になっています。そのとき、「いつ死ぬかわからないから、なんでも自分でつくってみて、世に残しておきたいな」と人生観が変わりました。それで、絵が得意だったのでマンガを描いてみようと思ってこの作品ができました。あの「死にかけた経験」がきっかけで賞をとれたのはよかったなと思います。


100万円貯めて、汚部屋から脱出してみた|藤原華@ミニマリスト写真家さん

昔Twitterでみた忘れられない言葉があります。「部屋が綺麗なやつに面白い奴はいない」というツイートです。私はずっと編集の仕事をしていて、確かに編集部の同僚で机が汚い人間ほど、面白い企画を出すので、一理あるなと思っていました。私は汚い部屋から脱出したので、このさきクリエイターとしておもしろいコンテンツが作れないかもしれないと不安に思いながら、本気をだしてこの作品を書きました。そのため、賞をいただいた時は嬉しいという気持ちよりも、「よかった……」という気持ちのほうが強かったです。これからも手探りで頑張っていきます。


初華 死刑を求刑された少女|三島広雪さん

僕はいわゆる就職氷河期時代の人間で、今まで派遣社員でしか働いたことがありません。また、もともと岐阜出身で、世にいう“引きこもり”でした。これではダメだと思い、外に出て、鳥取に引っ越しました。そこで働きながら、小説を読んだり、らしくないけれども両親に手紙を送ってみたりしたときに、文章を書くことがおもしろいなと感じてできた作品がこの「初華」です。女子高生が死刑になった作品は今まで世の中にないため、女子高生を主人公にしながら、重い題材を扱いました。今までうだつのあがらない人生でしたが、このようなすばらしい体験ができて本当に感謝しています。


好感度上昇サプリ|目からウロコさん

3年前に、自分の人生をかけられることを探したいと思い、4ヶ月前に「小説」にたどりつきました。書きかたも全くわからず、それでも自分の過去を振り返りながらはじめて書いたのがこの作品です。誰に届くかさえわからなかったのですが、光をあててくれたのが「note創作大賞」だったと思っています。あらためてこの場をつくった多くの方々や、あたたかいコメントをくださった審査員の方々、誰もが創作をできる環境を整えてくれた先人たちに心から感謝しています。今後も、最期の瞬間まで自分の表現をつきつめていきたいと思います。


入賞

Excelマクロ講座|あきの あこさん

この度は入賞作品に選んでいただき、光栄です。入賞のご連絡があった日がエイプリルフールだったので、しばらく「本当なのかなあ」と思っていました。今回の作品は「こういうのがあったらいいのに」と思っていたものを形にしています。事務の仕事をしていたときに「Excelでもっと楽をしたいな」とExcelのマクロを少しずつ学んでいきました。難しそうに思えるマクロですが、マンガを使って多くの人に「ちょっと面白そうだな」と思ってもらうきっかけになればと思い制作しました。今回の受賞で改めて自分の経験や今まで学んだことが、人の役に立つと自分を棚卸しするきっかけになりました。


♬シニアの音楽留学記 in Boston|ATSUKOさん

12年前にピアノ留学をした思いを、10年経ってやっとnoteを通して書くことができました。noteのことは私の元ピアノの生徒さんが薦めてくれました。初心者でも書きやすく、最後まで書けたことが不思議なぐらいです。10年前をふり返ると、鮮明にいろんなことが思い出され、まだ留学しているような気持ちになりながらとっても楽しい時間を得ることができました。最後まで書けたことだけで嬉しいのに、その上、入賞というご褒美までいただいて本当に嬉しく、そして元気と勇気をいただきました。


海より孤独|北森サイさん

この作品は、東日本大震災の頃に膨らんできて、ネーム状態で書き上げてお蔵入りの状態でした。「note創作大賞」がどんな状態であっても応募できる形式だったので、ネームで応募して、この度受賞させていただきましたことは大変ありがたいです。歳をとったお母さんが最愛の息子を船の難破事故で失ってしまうという、かなりつらい内容ですが、人生においてどうにもならないほど悲劇的なことに見舞われること自体は、誰にでも起こることだと思っています。そのときにどう悲しみを受け止めていけばいいのか、どう再生していくのかということを、私なりに一生懸命書いた作品です。よろしければぜひ読んでください。


手紙〜間宮家の34通〜|熊田健大朗さん

タイトル通り、34通の手紙でつづった間宮家という家族の物語です。この作品を書いた理由は大きく2つあり、1つは単純に手紙が好きだからです。文字を「書く」よりも「打つ」という行為が主流な時代の中でも、僕は「手紙」は今後もあり続けると思い書きました。もう1つが、僕は俳優としても活動をしていて、その過程で声優さんたちとお仕事する機会がありました。そういった方々となにか作品を一緒に作りたいという気持ちがあり、この作品は朗読劇としても発表できるという意図をもって書きました。今回受賞し、嬉しさとともに自信もついたので、改めてこの作品をブラッシュアップして、そういった形でお届けできればと思っています。この作品を読んだ方が、誰か大切な人に久しぶりに手紙でも書いてみようかなと少しでも思ってくれたら、書いた甲斐があったなと思います。


愛の《終わりはじめ》のこと|スイスイさん

第1回の「cakesクリエイターコンテスト」で受賞し、エッセイストとしてデビューしたのが6年半ぐらい前のこと。同じときに受賞した方々のすごい活躍を見ながら、自分だけずっと同じところにいるなと感じ続けた日々が長かったです。けれども、今回今まで文章を書いてきた中で一番自分の好みのエッセイが書けるようになり、それが受賞できて嬉しいです。実は今年の1月あたりに、この作品を映像化しないかというお話もありとても嬉しかったのですが、結局ボツになり、2ヶ月半ぐらい引きずっていました。その反動もあって今回のことでnoteのことがより好きになりました。これからもnoteで新しいエッセイを発表していきたいと思いますし、自分が好きだと思えることを楽しんで、続けていけたらと思ってます。


ゴールデン街のボニーとクライド|プチ文壇バー 月に吠えるさん

「プチ文壇バー」というのは、僕が新宿ゴールデン街という飲み屋街で経営してるバーの名前で、僕は店主の肥沼和之です。「ゴールデン街のボニーとクライド」は、新宿ゴールデン街にかつて実在した、伝説と言われるぼったくりバーを描いた作品です。そこの年老いた店主とママがあまりにも凶悪ということで「ボニーとクライド」と呼ばれていました。僕がお店を始めたときは、もうそのお店はなく、「この2人とぼったくりバーのことを調べたい」という気持ちから、関係者に取材をし、記事にして、入賞させていただきました。もちろん入賞も嬉しいですが、それよりも嬉しいのは、今回を通じて皆さんにゴールデン街という場所をPRできること。まだまだこんな時期ですが、ぜひ皆さんゴールデン街にきていただければと思います。


「8年間で全員来なかった日が1日だけ」を考察する|武藤北斗・パプアニューギニア海産さん

うちはパート21人、社員4人の小さな水産会社です。東日本大震災の津波で会社が流されてしまい、大阪で再起する中で「自分はなんで生きるんだろう」とか「なんで仕事をするんだろう」とかを考えました。自分を含めて従業員全員が幸せに生きて働けなければ意味がないという結論に達し、何をするべきかと考えてはじめたのが、今回書いたフリースケジュールという働き方です。僕らみたいに色々なことを選択できる会社は、必然的にさまざまな環境や条件の人と一緒に働けます。排除のない社会は、実はみんなにとって気持ちいい世界になるんだということを、僕は8年通して感じました。できたら出版社から自分の本を出して、さらには皆さんが僕の会社を題材にしてくれたら、今日をきっかけに世界が変わるんじゃないかと思っています。


ナンの話|やまざきももこさん

このマンガは、実際に私がスーパーですごく大きなナンを買って、家に持って帰り、写真を撮ったりしていたらなんだかすごい愛着が湧いて思いついたものです。なので、あの時に出会ったナンに感謝したいなと思っています。普段はデザイナーとイラストレーターをやってるので、これからはマンガももっと頑張りたいなと思いました。


流星葬|闇夜のカラスさん

私は素人の主婦です。去年、体を壊したり、子育てで行き詰まったりして、マンガをたくさん読んだ時期があり、そこでBLマンガを読むようになりました。すごく感動した作品があり、衝動的に二次創作を始めたのが、私の最初の小説作品です。サラリーマン時代は、ゲーム会社で絵を描く仕事をしていたので、なぜ絵ではなく小説だったんだろうと、自分でも不思議に思います。はじめは他のプラットフォームで発表していましたが、noteに移行し「#2000字のドラマ」で選んでもらったことから徐々にnoteがにぎやかになってきました。いまだに二次創作も続けているので、意識としては、ただの主婦の二次創作です。なので「作家」としてここにいることがすごく不思議な感覚ですが、嬉しいです。

・・・

入賞作品の「創作漫画「失恋ごはん」」の水谷緑さん、「物理部のアオちゃん」のFukiさん、「蝉が鳴くころに|短編小説」の北野赤いトマトさん、「お兄ちゃんとホットケーキ(前半)」のやまちさんは、残念ながら欠席となりました。

noteでは協力企業の各社とともに、受賞作品の書籍化・映像化をめざしていきます。これからの進展にも乞うご期待ください。


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