見出し画像

「少年ジャンプ+」と「note」で開催したマンガ原作大賞の結果を発表します!#ジャンププラス原作大賞

2022年11月17日〜2023年1月12日に、『SPY×FAMILY』『怪獣8号』『チェンソーマン』など多数の人気連載を抱えるマンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」と「note」で、マンガの原作となる文章作品を募集するコンテスト「少年ジャンプ+ × note 原作大賞」を開催しました。合計3,416件と、たくさんのすばらしい作品を応募いただき、ありがとうございました。

審査員による選考の結果、下記のように受賞作品が決定しました。
受賞作品は、賞に応じた副賞を進呈します。大賞作品については「少年ジャンプ+」編集部とマンガ化にむけて話し合いを進めていく予定です。

受賞作品

大賞(1名)

魔法少女と麻薬戦争|野宮有(小説家)さん(連載部門)

「少年ジャンプ+」編集部からの講評

魔法少女×麻薬ビジネス、という異色の組み合わせが強烈な作品でした。序盤から展開を出し惜しみせず、各話の引きも巧みで、読者をどんどん引き込もうという工夫を感じました。メインキャラクターの煤井と凛々それぞれの内面をしっかり掘り下げ、この二人が絡む面白さを明確にする、二人の関係性をより深めるエピソードを盛り込む、など、バディものとしても満足度の高い作品を目指してほしいと思います。

優秀賞(1名)

白き寿ぎ|小野上明夜さん(読切部門)

「少年ジャンプ+」編集部からの講評

現実を創作の世界に上手く落とし込んでいた作品で、ストーリーも読者が作品に引きずり込まれるような構成で整えられていました。マンガにして絵がついた時にこの作品の魅力が高まるかという点を考えると、もう少し絵の演出という観点で展開を考えても良かったようにも感じました。世界観を作る力は十分に感じられたので、次は絵で見せた時にさらに読み応えが増すような作品を考えてみて欲しいと思います。

総評

「少年ジャンプ+」編集部

「少年ジャンプ+ × note 原作大賞」にたくさんの応募ありがとうございました。どの投稿作品も、キラリと光る工夫や個性、熱量が感じられました。その中でも「少年ジャンプ+」編集部としては、本来「漫画家さん自身でも物語は作れるにもかかわらず、あえて漫画家さんに作画してほしいと感じる唯一無二の漫画原作であるかどうか」という観点を重視して選考いたしました。その点で、『魔法少女と麻薬戦争』は魔法少女と暴力団や麻薬取締官といった一見異なる設定の組み合わせに企画性を評価できると考えて大賞とさせていただきました。

note運営事務局

noteには日々たくさんの物語作品が投稿されており、ジャンルもさまざまです。今回も、恋愛、バトル、ファンタジー、ミステリーなど幅広いジャンルで、独自の発想を盛り込んだ作品が多く集まりました。noteが重視していた審査のポイントは3つ、「キャラクターの人物像が絵で想像できるか」「設定のオリジナリティ」「続きが読みたくなる作品か」。受賞作は、どちらもこれらのポイントを満たしており、マンガとして形になった姿をみてみたい作品でした。原作の文章も読み応えがありますので、未読の方はぜひお読みください。最後になりましたが、たくさんのご応募をありがとうございました。noteは今後も、クリエイターのみなさんの活躍を後押しする企画を行う予定ですので、ぜひまたご参加いただけますと幸いです。

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!