見出し画像

渋谷駅構内の新設カフェ「PUFFZ」で、ほうじ茶シュークリームとカプチーノをいただきました(アナログ文字起こし)

こんにちは、エイです。

今回は、渋谷駅構内の新設カフェ「PUFFZ」(パフズ)に行ってきました。

そのとき書いた内容(手書き)を、せっかくなので「note」に文字起こししてみることにしました。

ちなみに写真も、自分で撮って加工してみました(Lightroom使用)。


直前に森鴎外の『ヰタ・セクスアリス』を読んでいたせいか、変なクセがついてますが、ご容赦ください。

後に、はてなブログに、ちゃんと校正したバージョンを載せる予定です。

こちらも、どうぞよろしくお願いします。


それでは、以下手書き文字の文字起こしです。


渋谷「PUFFZ」で書いた、レビューのような落書き言葉

PUFFZ CHOUX CREAM(渋谷)
カプチーノとほうじ茶シュークリーム

画像1

シュークリーム

硬い生地は乾いた大地 大岩・

ザクザク、ゴツゴツなのに すんなり歯でくだける 脆さ。

中からあふれるクリームは、甘すぎず さっぱりしてて 冷たい。

重みがあって たしかにほうじ茶の香りが芳ばしい。 ねっとり絡みつく。

クリームが しみこんだ そこの生地はしっとりとして、 別な味わい

クリームは 一口で食べるほどに 底の穴、口のはし、隙間を見つけては

あふれ出して こちらを のみこもうとする。

画像2

あわや 溺れそうになるほど。

クリームは それだけでも 美味い。

ごまを 散らしたような 白い皿の黒い縁取りも、

この菓子とよく合っている。

クリームが ポツネンと残る様も、可哀想可愛らしくて おかしい。

あずき色のナプキンも非常によい。

しかし盆がキツいイエローなのは、アンバランスで不可思議。

しかしこの盆がないと、

うぐいす色(カーキ、モスグリーン)の椅子、テーブルと合わせて、

いささか華に欠ける。

屋内が明るいモダン調なので、両者に合わせるのには、

この盆がよいのかもしれない。


駅の構内という騒がしい場所

なれど、天井高く、存外居心地は悪くない。

外からと 中からの感じが、

かなり ちがうとさえ いえる。


カプチーノ

画像3

泡は粗いが、黒の食器と相まって、かえって無骨な

素朴さがしゃれている。

一口目、苦味が強い。

二口目、芳ばしい豆(ナッツかフルーツ)の甘い香り(砂糖はない)

三口目、舌の上に、わずかな酸味、それも、ふとすると

消えそうな儚い酸味。

カップ内側の白いフチには、

砂漠の地表、もしくは古代の橋を思わせる、不規則な景色が現れる。

これもまた美しい

画像4


書籍:ヰタ・セクスアリス 森鴎外

天候:雨

P.S. 机が物書く度揺れるのはいただけない


あとがき(?)

カフェや喫茶店で、自分勝手な文を書き散らすのは、結構楽しい物です。


小学校、中学校、高校大学では、「正しい文を書け」と言われます。

「てにをは」が違うこと。

文体が統一されていないこと。

語尾が違うことを指摘され、否定されます。

こうして文章が嫌いになった方も、少なくないんじゃないでしょうか。


だけど一人、紙に向かって好き勝手に文章を書き散らしている間は、誰にも何も言われません。

すべての文章が肯定されます。

すべての言葉に、正しいも誤りもなくなります。

ただ、文字を書く、言葉を綴る楽しさに没頭することができるのです。

その楽しさこそが、正しさといえるかもしれません。

ちょっと暇になったら、ぼんやりしたくなったら、ためしにこんな殴り書きをしてみてください。

きっと、今までみたこともない、素敵な何かが見つかるはずです。

画像5



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?