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フリーになって2年が経ちました

コロナウイルスがぬめぬめしてる。

毎日のニュースが「私たち、これからどうなっちゃうの〜?」って雰囲気で、プリキュアの第1話って感じだ。とはいっても、キュアワクチンやキュア特効薬はまだ登場しそうにない。だからこそ、全員が自分自身の心と向き合う「世界総プリキュア時代」が到来しそうな風を感じる。

キュアホワイト「闇の力のしもべたちよ!」
キュアブラック「とっととおウチに帰りなさい!」

キュアブラックはいいことを言っている。今はとっととおウチに帰ろう。もしも闇の力(煩悩)に負けて、背徳感を快楽のエンジンに外出デートなんてするもんなら、俺のことを殺してくれプリキュア。そうだ、次シリーズは和テイストの「煩悩成仏!プリキュア」ってのもいいかもしれない。

そうプリプリ言ってる間に、フリーランスになって丸々2年が経った。会社員を一年で解脱したので、社会人として3年が経ったことになる。時の流れis怖い。諸行無常のビビりisあり。

こんな振り返りnoteを書けているのはコロナのおかげである。オリンピックが一年後になったり、このまま一年間厳戒態勢になるなんて話もあったり、年単位で時間を考えることが増えた。

予想外の巻き込まれに興奮ポイントがある僕は、フリーになって計画を立てたり、活動を振り返るなんてこと一切してなかったのだ。というわけで、この2年を振り返ってみた。

「僧侶など」の「など」が激重な件

この2年でやったことをだいたいジャンルに分けて羅列してみた。

僧侶・ライター・コラム連載・編集・メディアローンチ・作詞提供・イベント企画・YouTuber・シナリオ執筆・ドラマ出演・CM出演・書籍出版・コミュニティプロデュース

くっ、くせぇぇぇ!うさんくさいにもほどがあらぁ!

文化人とはマルチタレントであると信じて疑わず、ただ文化人になりたいがために活動している奴のムーブにしか見えない。ちがう、ちがうんだ、俺は文化人になりたいわけではなくて、ただ楽しい方向に巻き込まれていっただけで。いやそりゃ、みうらじゅんとか、いとうせいこうは好きだけどさ。一時期「文化人=ひらがな」の法則を見出してペンネームを「いなだみずき」にしていたこともあるけどさぁ!(えなりかずきに見えると言われてやめた)

まぁでも、通りで「稲田さんって何者なんですか?」とよく聞かれるわけだ。やっていることが見えなさすぎる。

職を聞かれると「僧侶など」と答えているが、最近は「など」のウェイトが増えて、もはや「など」の下に僧侶がめり込んでいる。(ちなみに、みうらじゅんも職業を「イラストレーターなど」と言っている。別に意識はしていない。)

というわけで、今年はできるだけ巻き込まれの欲求に打ち勝ち、スポットを当てて活動していこうと思っている。特に、本格的に作品作りに力を入れていきたい。

元々ライターからキャリアを進めたわけなんだが、その頃から「稲田君は作家性があるね〜」なんて編集者の人から言われて、ゴフッと喜びのむせ笑いをしたものだ。

それに、去年半年間くらい家出する生活をしていたんだけど(現在絶賛本執筆中)、その旅で自分の中にある「僧侶」っていうアイデンティティに対する供養は一旦ケリついた気がしてて、これからは仏教のさらに奥底にある日本人としての感性みたいなところで爆発できたらなと思っているところである。

なので、最近は「僧侶でありながら僧侶であることを捨てる」みたいなのがテーマであったりする。で、それはさ、仏教でいう「而二不二(ににふに)」っていう「二つであって二つではない」ことを意味する在り方とも近いと思うのだ。

僕は僧侶としても人間としても、向こう岸からひたすら言葉の弾を撃ってくる奴なんかにはなりたくなくて、お互いに一歩一歩にじりよれるような場所をつくれる奴になりたいのだ(つまるところの「距離感 OF BUMP OF CHICKEN」)。

※参照
藤原基央「たとえばその曲と聴く人の間に10歩距離があったとすると、そのうちの5歩分しか近づいてこないような音楽。残りの5歩分は、聴く人のほうが近づいていかなきゃいけない。そして、そうやって5歩分近づいていくということに意味がある音楽だと思うんです」(『MUSICA』2011年1月号、p.35)

それはさ、共通の意味を超えて、作り手と受け手の双方に余白のあるものじゃないといけないと思っていて。つまり、それは星野源でいうところの「夫婦越え」である(天城越えのようだ)。

きっかけは、会社員時代から一緒に活動してきた友達が「今改めて、稲田の作品が見たい」と言ってくれたことだった。この世界に一人でもそう思ってくれる人がいるってだけで、こんな幸せなことある?と思うわけで。

昨今ではアフターコロナみたいなことが言われてるけど、これから間違いなく全員が倫理とか宗教観を見直す時代になるんだろう。今現在でも、自粛するか否かは自分の倫理観に委ねられている(「自粛してる人の方が偉い」と言ってるわけではない)。

だからこそ、ここで僧侶としては世の中に仏教を還元する絶好のタイミングなんだと思うんだが、僕はいかんせん仏教の布教にモチベがないので、もっと大きな倫理/宗教観の箱を考えられるきっかけを作れたら嬉しい。

というわけで、うっかりコロナとディープキスしないよう、ご自愛することにします。3年目の稲田ズイキのこと、これからもよろしくお願いします。(楽しかったので、これからnoteの更新を増やしていこうと思う)

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This is (not) お布施.

うほおおおおお南無うううううう
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僧侶。煩悩クリエイター。京都の寺の副住職ですが、寺に定住せずネットとリアルで煩悩タップリな企画をやる。妄想とハロプロが原動力。元々は渋谷のWebメディア会社にいました。フリースタイルな僧侶たちWeb編集長。
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