見出し画像

人間讃歌

存在意義とは、その者が存在していることの
意味や価値、重要性のことをいう。

ふと、自分の存在意義や存在価値を
自分に問う時がある。

「自分は必要ないんじゃないか」
「ただ迷惑かけているだけの存在」

そう考えると、どうしようもなくブルーになる。
だから、必要な自分になるため、
他人に迷惑かけずに、むしろ、
役に立つ自分になるため、頑張ろうとやってきた。

でも、本当はそうじゃなかったと
気づいてきた。必要か不必要か、
迷惑か役立っているかは、人間の物差しに過ぎない。

人生を丁寧に見てゆくと、迷惑かけている自分も、
役に立っている自分も、誰かのために
貢献していたんだ。

どこかでは、迷惑かけていても、
違うどこかで、相手の役に立っている。
それが理解できれば、自分の存在意義を
疑うことなんてバカらしいことに気づくんだ。

赤ちゃんを役に立たないから、
存在価値はない。なんていう人はいない。
家族に対して測ることのできない
貢献をしている。

人間は、いくつになっても、
赤ちゃんと同じである。
存在しているだけで価値がある。意義がある。
かけがえのない存在なんだ。
それが人間ってものなんだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?