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亭主関白を考える

亭主関白とは、亭主が家庭の支配者として
いばっていることをいう。

女性が経済的にも、精神的にも
自立している今の時代にあって、
あたかも化石のような態度である。
古い、時代遅れとは、頭では、わかっている。

でも、この亭主関白風な態度が、
たまに顔を出し、夫婦間で紛争が起こる。

なぜ、そんなことになるのか?
よく考えてみると、原因は、
自分の見た家族の原風景にある。
父親は、家長として、発言力をもち、
母親は、一歩下がって、それを尊重する。

そんな夫婦関係を見て育つと、
自分の潜在意識にも、それが受け継がれる。
夫婦それぞれが、亭主関白の家庭に
育った場合は、亭主関白は問題にならない。

しかし、亭主関白の家庭に育った夫と、
亭主関白でない家庭に育った妻では、
ちょっとした高圧的な態度が致命的になる。

亭主関白な態度は、一朝一夕には治らない。
ただ、自分がそうだと気づいたなら、
失敗を重ねながら、
ひとつひとつ修正してゆくしかない。

それが、時代にあった
家系の流れをつくることになる。

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