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リスクに対する態度

リスクとは危険のことをいう。

人によってリスクに対する感覚が違う。
そのことをよく理解していないと、
わけのわからない対立を引き起こす。
そんなふうに感じるんだ。

リスクに直面した時に、逃げない人がいる。
リスクに挑んで行く人がいる。

こういう人は、自然と、
苦と楽あれば、喜んで苦を選ぶ。
そういう習性がある。

一方、リスクに直面した時に、
避ける人がいる。
リスクから逃げることを、真っ先に考える。
そういう人がいる。

こういう人は、自然と、苦と楽あれば、
楽を選ぶ。良いとか悪いじゃない。
そういう習性だということなんだ。

リスクに挑むことをモットーにする人は、
必然的に、リスクを避ける人が
理解できない。臆病者とみなしている。

一方、リスクを避けて生きてきた人は、
当然、リスクに挑む人の気が
知れない。馬鹿者としか見えない。
そういう感覚である。

厄介なことは、家族の中で、
この2つの価値観がぶつかり合うんだ。

リスクに直面した時に、
お互い相手の行動に疑問を持つんだ。
仕方ないことである。

でも、リスクに挑む人も、
リスクを避ける人も、本当は一緒なんだ。

リスクに挑むことをモットーにしている人も、
いつも挑んでいるわけじゃない。

挑む力や勇気がなくて、諦めている。
そういう失意の時を経験している。
そういうことなんだ。

そういう無念さを胸に秘めてリベンジしてやる。
準備万端整った時に、リスクに挑んでいる。
そういうことなんだ。

リスクを避けている人は、今はタイミングじゃない。
ただそれだけのことなんだ。
準備万端の時は、挑むようになっている。
決して臆病なわけじゃない。

そうやって考えると、
誰しもが、リスクに挑んでいるし、
誰しもが、リスクを避けている。
そんなふうに言えるって思うんだ。

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