見出し画像

怒りでなく気づきで返す

クソッタレのどうしようもない。
そんなヤツに、正論吐かれ、
自分を否定されたら、やっぱり腹が立つ。
そういう自分である。

「何様のつもりだ?」
「ものには言い方ってあるだろ」なんて、
そのシーンを思い出すたびに、
怒りで震えてくる。そんな自分である。

「なぜに怒りがこんなに
込み上げてくるんだろう?」って
考えると、簡単なんだ。
自分がとってもとっても傷ついた。
そういうことなんだ。

傷ついた自分を防衛するために、
怒りとなって相手をやっつけてやる。
そんな感情が湧いてくる。
そういうことなんだ。

でも、自分じゃ、本当はわかっているんだ。
傷ついたから、怒りで返してやる。
目には目を、歯には歯を。
こんなやり方じゃ、堂々巡りだって、
そんなこととっくにわかっているんだ。

では、どうやって
リベンジするかを考えるんだ。
相手にとって一番キツイことを
やってやりゃいいんだ。

それは、相手の人格でなく、
言動を受け入れること。
それを受け入れて気づくこと。
そして感謝すること。これなんだ。

理不尽な攻撃を受けた時は、
だれが言ったかは関係ない。
何を言ったのか。この言葉にこそ、
自分の学ぶべき、真理がある。
それに気づいて自分で修正したら、
相手はどうでもいい。
そんな感覚が大事だって、
あらためて感じたんだ。

自分がまず、こいつをやれば、
相手も、同じプロセスをたどる。
自分の言動を相手が受け入れることで、
七転八倒の苦しみを味わう。
そのあと気づくかどうかは関係ない。

そういう返しが自分にも、
相手にも素敵だって、いかしてるって、
そんなふうに感じたんだ。

受け入れて気づきと感謝で返すんだ。
そうすりゃ、自分も相手も良くなる。
なんてたって、相手が自分に話したように見えて、
実際は、自分が相手に喋らせているんだから、
怒りで返すのはもったいない。
そんなふうに感じるんだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?