先住民族の文化が、ただただ好きなんです。

こんにちは、曽我美穂です。エコライター、エディター、英語講師をしています。今は自然がとびきり豊かで食べ物が美味しい、富山県に住んでいます。I love TOYAMA!!  妻&2009年と2012年生まれの二児の母でもあります。普段は主にエコグッズ・サステナブルな暮らし・エコ家事・SDGs・環境問題・英語の学び方などについて執筆・編集や撮影をおこなっています。また、英語講師の仕事もしています。

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なぜ今、ここで先住民族について語るのか?

ここまで自己紹介を読んでくださった方、ありがとうございます!そして「で?なんで先住民族が好きなわけ?」と思われたと思います。そこにはちょっと、長い私の先住民族好きの歴史があります。これから説明するので、ちょっとお付き合いください。先に書きますが、長文です。

エコライターという肩書を自分で名乗り始めてから10年以上たち、この仕事が心の底から好きです。でも、最近気づいたのです。私のもう1つ、伝えたいことがあまりできていないことに。それは、大好きな先住民族について、世の中に伝えること!

私が先住民族のことを初めて知ったのは、幼稚園児の頃。好きだった紙芝居に出ていたアメリカの先住民族の子どもたちがかっこよくて「うわあ!!スゴイ!」と思いました。その後も、エスニック系のお店に行っても気づくと手に取るのは、世界の先住民族のグッズばかり。私にとっては憧れの、カッコイイ存在=先住民族でした。

大学で高まる、先住民族愛……

大学では国際学部に入ったのですが、先住民族愛は高まるばかり。文化や開発に関わる授業をとり、ゼミでも文化人類学を学ぶことに。さらに、大学三年の時には交換留学制度を利用し、ニュージーランドの首都ウェリントンにあるビクトリア大学に1年間留学。専攻は「マオリ学部」!先住民族マオリの授業を取り、充実した日々を送りました。マオリのアートを扱う博物館に通い詰め、キラキラした目で「素敵!!」と話す私を見る留学生仲間の目は、半ばあきれ気味でした…。さらにサークルではマオリの歌と踊りのサークルに入り、民族衣装を着て歌ったり、踊ったりしました。ああ、楽しかった…。ちなみに、私の熱意が認められ、マオリ学部からは大学を離れる直前に「マオリ特別賞」をマオリ式の卒業式の時にいただきました。あれは、一生で一番うれしかった賞かもしれない…!!!

日本に帰った後は、さらにアイヌ民族のことも知りたくなり、ゼミの先生の紹介で、夏休みに1か月、アイヌのご家庭にホームステイをしながら、農業を手伝いました。それらのフィールドワークの集大成として、卒論では「マオリとアイヌの言語再生」について書きました。先住民族愛を全開にして書いた卒論は本当に楽しかった!ゼミの先生に最長かもしれない・・・と言われるほど長い卒論を、日本語と英語で書きました。

先住民族って超カッコイイんです!

大学卒業後は7年ほど企業の広報の仕事をした後、フリーランスのエコライターになり、今に至ります。広報の仕事では先住民族との関わりは限りなくゼロ、エコライターの仕事ではごくたまに、先住民族関連の発信をすることがあります。でも、先住民族に関するライティングの機会がなく残念に思い続けてきました……。そしてふと、気づいたのです。発信の機会は自分で作ればいいじゃないか、と!!

ということで、このnoteでは、先住民族について発信します。伝えたいことのベースは

先住民族って超カッコイイんだよ!!!!!

ということ。具体的には、私が今まで出会った先住民族の方たちとのエピソード、先住民族関連の本や漫画、ニュース、写真、映画などを紹介していきます。

先住民族って「かわいそうな人たち」とか「つらいことをたくさん経験した人たち」という風に伝えられることが多い気がしています。もちろん、そういう面もあります。先住民族のことを知れば知るほど、心が痛むことも多くなるし、自分は当事者ではないことのジレンマを感じることもあります。

でも、かわいそうなだけじゃないんです!カッコイイし、素晴らしい文化を持っているんです。

先住民族=サステナビリティの先生

また、彼らのサステナブルな暮らし方、自然や社会とのつながりには学ぶべきことが本当に多いです。私にとってサステナビリティの先生=先住民族なのではないか、と最近は感じています。私が先住民族の考え方、文化に惹かれたのは、小さいころから自然が大好きだったことも、大きく関係していると思います。

まずは、もっともっと多くの人たちに、先住民族の方々の考え方、文化を知ってほしいです。だから、これから、先住民族愛を全開にして、その魅力を伝えていきたいと思います。

長くなりましたが、これから、よろしくお願いします!

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