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瞬瞬必生 〜 生保だろうが作業所通いだろうが、生き方はみんなバラバラで当たり前なんだ。

世の中は広いなあ、と思うわけ

 ショート動画流れてきてなんとなくは知ってたけど、このヒト、ガンだったんだって。

 でも、病の床に臥せっていても、支えてもらえる環境があるってすごいことなんだなって思った。わたしにはいままでそんなものはなかった。病気であると診断された日から全てが少しずつ狂い始め、わずかな風によるフラッターが共振を起こして巨大な吊り橋を倒壊させたように、わたしのもとから全てが離れていった。
 いまのわたしは、福祉的就労という立場にあるらしい。いわゆる作業所(福祉作業所)、就労継続支援事業所に通って作業に従事して、作業賃を得る。ここに辿り着くまでに何人ものヒトが関わってくれていることは言うまでもない。
 わたしはもうがんばれないのだと思う。健常者の中に紛れ込んで必死に擬態して働くのに、疲れてしまった。甘えと言われればそれまでだと思う。だから、がんばれるところでがんばることにした。この場所を、大事にしていこうと思う。明日から通所を再開します。


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