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「TOMOの仕事を通して、日本代表になるということ」 社会人TOMO宮田さん

今一緒に働いてくださっている中でTOMO歴が一番長い宮田さん!

主に大阪京都でのフードツアーで大活躍してくださっています。

宮田さんは、英語話者に人気の働き先であるホステルでも働いていた経歴があります。そんな宮田さんにホステルとTOMOのお仕事の違い、TOMOのお仕事の魅力について等をインタビューさせていただきました〜!

普段はどんな活動していますか?

今は経理の仕事をしています。一人で南米を訪れた際に、現地のホステルのスタッフの方々に何度もピンチを助けてもらったことがきっかけで以前ホステルで勤務していた経験があり、TOMOの仕事に興味を持ち活動を始めました。

どのように英語を覚えましたか?

高校生の頃将来留学したいと思い、NHK英会話ラジオを聞いて英語の基礎を身につけました。その後、アメリカへ1年間留学することで英語力を培いました。
留学を終えて、日本に帰ってからは、海外ドラマを見たり海外の友人を作ったり独学で英語力を維持しています。
TOMOの仕事をする上ではスピーキングが大事なので、毎日少しずつですが文章を声に出して読むことを意識しています。

ホステルとTOMOのお仕事の違いは?

ホステルは、決まっている場所での限られた範囲でのゲストのフォローをする場面が多いです。例えば、ゲストからの質問は「タオルはどこですか」等毎回ほぼ同じことを聞かれますし、ゲストは観光できているので、基本は外に出ていきたいんです。ホステルでゆっくりしよう、ということはあまりありません。一方でTOMOは、ゲストと行動を共にすることで出てくる質問に対して深く紹介や説明ができ、ゲストと深く関わることができる仕事だと思っています。
毎回同じツアーにはならない、変化を楽しめる人はTOMOにチャレンジしてみるのがいいと思います。

TOMOをする上で、英語力以外に必要なスキルは?

「相手に興味を持つこと」が一番必要なスキルだと思います。ゲストとの会話を楽しむための話題作りとして、相手に興味を持つことが会話のトピックを見つけるきっかけになると思うので、まずはゲストがどういう方なのかということに興味を持つことを意識しています。

TOMOをしている上で、大変なことはどこですか?

ゲストの中には、日本文化に精通している方も多くいらっしゃいます。一度本当に難しい質問を受けた時があり、自分の知識の範疇では答えることが出来ませんでした。そういう時には、その場で携帯で調べる等、臨機応変に対応出来ることが大事だと思います。

TOMOをする上で、工夫していることなんですか?

ゲストが話しやすい空気をツアー内で作ることを意識しています。TOMOを始めた当初は「日本のことをきちんと、伝えないといけない!」と思い、説明をすることに必死になっていました。しかし、最近では「日本ではこうだけど、貴方の国ではどう?」という風にゲストの方々の国について聞くことも多いです。自分の国について興味を持ってくれたら嬉しいということは、私も身をもって感じています。またその質問をツアー内ですることで、ゲスト同士の異文化交流も深めることができます。
ツアーを重ねる度に、どういう質問をすれば、ゲストが喜んで話してくれるかということが次第に分かってきますので、単なるツアーガイドとしてだけでなく、現地の友達のように楽しい時間を過ごしてもらえるようにしています。

TOMOをしていて、一番の思い出はなんですか?


どのツアーも本当に楽しくて思い出ではありますが、アメリカから来られたゲストの方に「日本のトイレの正しい使い方を教えて欲しい」と熱烈に言われたことが印象に残っています。自宅用トイレタンクの上に手を洗う洗面台が備え付けてあるトイレがあります。それを見たゲストが「日本では手を洗う時はそのタンクの洗面台で洗うのか、トイレの外に手洗い場がある場合は手洗い場で洗うのか、どこで手を洗うのが正しい方法なのか教えてくれ!!!」と質問された時はとても面白かったです。そんなことを意識したことがなかったので、自分の文化を知る良いきっかけをいただきました。そのゲストの「日本の手の正しい洗い方」を知ろうする姿勢は日本の文化に敬意を払っているということだと思います。敬意を持って私たちの文化を理解しようとしてくれているところに感動しました。

TOMOの仕事をしている上で気をつけていることはありますか?

「ゲストに楽しんでもらう」ということは勿論ですが、お店の方への配慮も忘れないようにしています。私達のツアーは地元のお店があってこそ成り立っているので、お店の方への挨拶は当然のことですが、日本酒barでは日本酒の知識をお店の方へお聞きする等のように、コミュニケーションを取ることを意識しています。

TOMOの仕事の魅力って何ですか?

TOMOはゲストにとって、長い時間触れ合う日本人になります。ゲストにとっての日本人像を自分が印象付ける存在だと思いますので、そういった意味で責任感は強いですが、とても光栄な仕事だと思います。またゲストは日本に興味を持っている方ばかりなので、自分達では気付けない日本の魅力をゲストから学ぶことも出来るのも魅力的です。

TOMOを初めて、自分自身が変わったことは?

ツアーをする度に話のネタが増えます(笑)
後、駅で困っている旅行者がいると、助ける回数が圧倒的に増えました。それはどういうことに困っているかが、日々旅行者と接することで想像できるようになったからです。

 TOMOの仕事を検討している方に伝えたいことは?

私もそうですが、TOMOの仕事を検討される方は「英語を使って仕事をしたい!」という想いを持たれている方が多いと思います。そういう意味では、私は当初自分の英語スキルを気にしていましたが、それよりもゲストに楽しんでもらうというホスピタリティの気持ちを持って、まずは「ゲストと楽しむ時間を過ごす」ことが一番大切だと思います。

宮田さん、ありがとうございました〜!
これからも宮田さんの活躍を楽しみにしております!

これからもどうぞよろしくお願いします!

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