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やりたいと言う人にやらせてみる。

仕事やプロジェクトへのアサインって、色々とやり方はあるかもしれないけど、結局のところ、「やりたい!」と言う人にやらせるというのが、最も効果的だと思う。

どうしても、出来る能力を持っている人にお願いしたくなる気持ちは分かるものの、そういった人って、他からもたくさんの仕事をアサインされているだろうし、その人にとっては、多くの中の1つ(の仕事)となってしまうことも。

そうなってしまうと、その仕事をすることで得られるであろう経験やモチベーション、苦労や達成感といった「その仕事の価値」が、十分に発揮されないまま消化されてしまうのではないか。


少し頼りない感じはするものの、「やりたいです!やらせてください!」と威勢よく迫ってくる人に任せた方が、失敗も成功も踏まえて、「その仕事の価値」は存分に発揮されるであろう。


ただし、ただ単に「やりたい!」という気持ち先行型を、受け止めるだけで片付けないこと。

その際、必ず確認することは、「その“やりたい”の本気度」だ。

その“やりたい”ということに対して、どれだけ本気で向き合ってきたかを確認する。

例えば、「地方創生に関するプロジェクト」へ手を挙げるのであれば、その“やりたいこと”に対して、「やりたいと思い立ってから、今日までに具体的にどのようなことをしてきたのか」を問う。

感覚的なものも多少はあるかも知れないが、「やりたい」という想いに突き動かされて起こした行動には、本気度が現れてくる。

アンテナを張り巡らせ、情報を収集したり、現地に足を運んで、生の声を拾い集めて検証するなど様々だ。

そういった「やりたい」の本気度を証明する行動が確認できれば、後はもう任せればいい。

「そんなにやりたいと言うなら、思う存分にやってごらん。失敗は僕が責任を持つから安心して。」


「やりたい!」を口にする人も少なくなってきたように感じる。
失敗が怖い、仕事が増えるのが嫌だ、出来る自信が無い。
理由は様々だろう。

だからこそ、「やりたいです!やらせてください!」と鼻息荒くしている変人(?)を見ると、任せてみたくなるし、結果も出してほしいと、本気で応援したくなるものだ。

*INAZUMAN*

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