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質問とは質を求めて問うこと

こんにちは。たいぞーです。

昨日、友達から自分の将来、これからの自分について僕に質問してきました。質問を僕にしてくれたことはめっちゃうれしかったのですが、その子がいったい何を聞きたいのか、聞いてどうしたいのか全然分からなかったので、何を知りたいのか聞き出そうと僕が色々質問しました。ですが、その子は「分かんない」の一点張りで、僕もその質問の回答に困っちゃいました。

確かに質問することは大事なこと。大事なことなのだが、ただ質問をすれば良いというわけではない。「質を問う」と書いて質問、質問とは、質を求めて問うことです。なので、しっかりと質問の本質を捉えて、質問の目的を持って質問することが大事で、質問の本質を捉えてなくて、目的もない質問は、もはや質問ではないのだ。

そんな今回は、質問とはいったい何なのか。どういう質問をすれば、いいのか。といった質問について話していこうと思います。

・なぜ質問することは大事なのか

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まずそもそも質問というのは、自然に自分の頭の中からふと出てくるモノではない。何かを周りを見て、何かしらの目的ができて、質問というものははでてくるのだ。目的がなくて質問が出てくる人なんていないと思う。じゃあその質問の目的とは、一体何なのだろうか。

それは、「自己再認知」「他己認知」のどちらかの「認知」をするためだと思う。

質問における「自己再認知」とは、質問をすることによって今、自分が何をしたいのか、これからどうなりたいかなど改めて自分に気づかせてくれて、自分をアップデートすることで、「他己認知」とは質問することによって相手がどういう人なのか、相手が何を考えているのかなど相手について知ることだ。

例えば、「エンジニアになりたくてプログラミングを学んでいるのですが、他にエンジニアになるためにしておくことはありますか?(自己再認知)」とか「あなたは普段何をしているのですか?(他己認知)」といった質問がそうだ。このように質問をする目的っていうのは、必ずどちらかの「認知」のためにあるのだ。

つまり、質問をする時には、必ず「自己再認知」「他己認知」のどちらを目的において、質問しているのかを明確にして質問をするべきなのだ。そして、その目的設定が質問の大前提になってくる。

問いの先の「To Be」「To Do」を考えてから質問をする

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質問にも自分を知る目的が大事だと話した通り、質問も目標や夢と一緒でゴールを作る必要がある。そして、そのゴールとして、問いを聞いて「その後自分はどうなりたいのか、相手はどうなりたいのか(To Be)」「その後自分を、誰かをどうしていきたいのか(To Do)」のどちらかを目的において質問することが重要になってくると思う。

例えば、「パソコンが好きなんでパソコン使ってなんかしたいのですが、何がいいですか?」といった質問か「将来エンジニアになりたいと思っているのですが、今何をしたらいいですか?」というと質問どちらかの方がいい質問でしょうか。もちろん後者だよね。それは、質問後の目的、「To Be」がはっきりしているから。

「To Be」「To Do」がない質問は、質問したところで質問された側も答えることができないし、なんなら自分のためにならない。就活説明会の時に「私これからどうしたらいいのかわかりません。どうすればいいですか」と質問しているのと一緒だ。そんなの質問された企業側も分からないし、答えれるワケないよね。

つまり、「To Be」「To Do」が含まれていない問いは、質問ではなくただの個人の悩み。先ほどもいった通り、質問は質を求めるために問うことだ。そのためには、問いを聞いてその後にどうなりたいのか、どうしていきたいのかといった「To Be」「To Do」の目的を明確にした質問をするべきなのだ。

いかがでしたでしょうか。本日は、「質問」といったテーマで軽くですが、説明してきました。そして、この記事を見てくださっている方も、誰かに質問をするされる、誰かから質問される機会はたくさんあると思います。その際は、質問自体にしっかりと目的をつけることを心がけましょう!コロナウイルスの影響もあって、これからリモートワークが増えてきて相手と対面しない分、より一層質問する力が重視されてくると思っています。

質問にはしっかりと目的を持たせないと、相手も答えたくても答えようがなく、なんなら自分のためになることもありません。質問もただ自分の聞きたいことを聞くだけでは意味がない。質問は、自分、相手の質を求めるために問うためのものなのだから。ぜひ、実践してみてください!


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