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アドバイスを聞いてくれない。。。

 お父さん、お母さんのアドバイスに耳を傾けてくれない。そう思う保護者の方は多いと思います。でも実はコーチもそれなりに思っています。

 それはなぜか?

 日本におけるアドバイスは、

強制力が強く働くもの

という認識が保護者やコーチ世代に多いからだと思います。アドバイスされたら、返事をしてトライする。自分たちがしてきた、されてきたことを踏襲しようとしています。

 ここ10年で情報の量が爆発的に増えています。情報を有り難がることはもうありません。アドバイスという概念の立ち位置を見直す時期に来ていると感じます。

アドバイス≠強制的な助言

アドバイス=フィードバック

 アドバイスは、一意見であり強制力はない。見た人ができるだけ率直に、相手を傷つけることなく見たままの感想を言う。これこそが、フィードバックであり、新しい時代のアドバイスだと考えています。

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アドバイスする側とされる側の関係性も変えなくてはなりません。

 難しいのは、アドバイスの受け手であるジュニア選手もフィードバックという文化に慣れなければいけないことです。大人だけが変わっても、ただアドバイスが優しくなっただけ。という風になります。

 意見を聞いて取捨選択し、いただいたフィードバックに対してコメントできる力を身につけて欲しいと思います。

 アドバイスをもらうのは、ちょっとウザいと感じることはあっても、フィードバックはもらえると嬉しいものです。なので前述の表記でも「いただいた」と表現しました。

 大人も子供も少しずつ変わっていって、フィードバック文化を根付かせたいです。


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