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Productiveのオンボーディング

Productiveという習慣化アプリのオンボーディング・チュートリアルがよく設計されてるなと思ったので、一連の流れをまとめてみました。

起動時

「今やるべき」とユーザーの今すぐやるモチベーションを高めています。
何気ない最初の1ページだけど、アプリを試してみるのを後回しにさせずに、「よし、やるぞ」という気にさせています。

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起きる時間の設定

アプリを使うにあたって必須の設定です。
特に言及なし。UIかわいい

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振り返り時間の設定

習慣化のアプリなので、達成したかどうかを振り返る時間の設定なんだろうな〜とこのとき思いました。
ここでうまいな〜と思ったのが、「振り返りたいですか?」なんて聞かれたら、アプリが通知で教えてくれるんだろうなと考えました。
この次のページが「通知設定」なのですが、何時に振り返りたいか宣言させられたら通知ONにしちゃいますよね

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通知設定

前述した通り、流れ的に通知をONにしたくなるのと、どんな通知がくるのか明記されていてONにするハードルが低いと感じました。

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アプリからの質問

似たようなページが続くので1つにまとめました。

1. よく物事を先送りにしますか?
2. 集中するのが難しいですか?
3. Productiveで何を達成することを期待しますか?

ユーザーは「習慣化したいな〜」と漠然とした課題感でアプリを手にしますが、質問を通して自分の課題を見直したり、アプリに期待することを意識することでモチベーションが上がるのだと思います。

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有料プランへの誘導

ここで一度有料プランを勧められます。
個人的には、ユーザーは、まだちゃんとアプリを使ってないのでアプリの価値を判断しにくい状態なので、早いなあと感じました。

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デフォルトの習慣を選ばせる

4つの選択肢の中から、最初の習慣を選択します。
この後のチュートリアルで何か1つ習慣が必要になってくるというのもありますが、自分で考えて入力させるのではなく、いくつかの選択肢から選ばせることでハードルを下げています。

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また有料プランへの誘導

また有料プランへの誘導です。ちょっと多いなと感じてしまいました。
あと、「スキップ」というボタンがあった方が心理的に優しい気がします。
あとあと、個人的にセミモーダルで表示された方が、完全に遮られてる感がでなくていい気がします。

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習慣クリアのチュートリアル

先ほど作成した「最初の習慣」を使ってチュートリアルの開始です。
よくあるチュートリアルですが、達成ダイアログが表示されるところまで経験するので、使い方だけではなくて、習慣をクリアした時の感覚まで知ることが出る気がします。

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取り消しのチュートリアル

同じタイミングで、クリアした習慣の取り消しチュートリアルが表示されます。

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スキップのチュートリアル

同様に習慣化スキップのチュートリアルなのですが、実はこのチュートリアルは取り消しのチュートリアルの直後ではなく、1度アプリを閉じ、2回目に開いた時に表示されました。
人間一気に使い方は覚えられないので、一気に全てを教えるのではなく、段階的に教えていく良い例だと思います。

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まとめ

有料プランへの誘導がちょっと多いなと感じましたが、使い方を教えるだけでなく、ユーザーのモチベーションを高める設計もされてていいオンボーディングだなと感じました。

オンボーディングだけではなく、プロダクト全体もいい設計なのでしばらく使ってみたいと思います。

Productive: https://apps.apple.com/jp/app/productive-todo%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E3%81%A8%E3%82%BF%E3%82%B9%E3%82%AF%E7%AE%A1%E7%90%86/id983826477

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