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おうちで楽しくin バージニア(01)

コロラド州からバージニア州に引っ越してきて早いもので1ヶ月。新生活に慣れたとか慣れないとか、そんな話をする以前に、ものすごいスピードで世の中の動きが変わってしまっていますね。

失われていく命の数が日に日に増えていくのを見る度に心苦しくなり、思いもよらぬ形で大切な人との突然の別れをしている人たちはもっともっと多いのだと考えると、今地球で起こっていることの残酷さに言葉を失ってしまいます。

底知れぬ不安に襲われている人、大丈夫だろうと思っている人、ネット上(おそらくテレビや新聞でも)には様々な思想や感想が溢れて万人がジャーナリスト状態になっている今の状況は、私自身含め多くの人の心に影響を及ぼしていると思います。

・オランダでの経験やヨーロッパの知人友人から発信されていることから思うこと、・日本の知人友人のニュースやツイートから感じること、•アメリカやバージニア州の人々の動きから思うこと、国際社会の動きから読み取れること、•身の回りの出来事から感じること、•芸術家の1人として私は何をする?....などなど、

あまりにも色々なことを考えされられる状況ではあるのですが、私は作曲以外の専門家ではないので、やはり余計なことを”黙る”というのが、自分にとっても周りにとっても最良なのではないかと思ってみたりしているここ数日です。

好きな人だけフォローしてれば良いTwitterにはついついポロポロツイートしたりしてるけど、たぶんそれも本当は必要ないし、140字じゃ真意は伝わらないし、誤解を招くことも多いだろうし、”意見したい病”を発症するのも時間の問題な気がするので、ただひたすら記録としてこのnoteに徒然に日々のことを書いてみたいと思います。

ちなみに昨日(3月30日)にバージニア州では6月10日までの外出禁止令が出されました。

日本の知人友人は心配してくれる人も多いし、もし日本がそうなったらって不安に思ってる人も多いと思うんです。

でもね、(少なくとも現時点の我が家では)実はそんなに大変じゃないし、困っていません。

遡ることバージニア州へ引っ越してきてから4日目の3月2日から夫は新しい仕事場へ通い始めましたが、わずか2週間後の3月16日は急遽自宅待機命令が出ました。これはこの日から2週間州内の学校が休みになることが発表されたことで、主に子供のいる家庭のために一斉に出された指示だそうです。

休校が発表されたのは数日前の3月13日、たしか外出自粛の要請が出た頃で、多くの人の給料日でもあったりしたことと重なって、スーパーでは買い占めが起こっていました。そうとは知らず、ちょうど夫の仕事仲間2人を我が家に招いて焼肉をする約束になっていたので買出しに近所のスーパーに行くと、トイレットペーパー、衛生用品のみならず、生鮮食品や冷凍食品もすっからかんになっていました。店内は激混みでレジも30分待ち。アメリカのPanic Buying はやっぱりダイナミック!笑っちゃうほどです。

これじゃ焼肉できないよ!(呑気)と、試しにコリアンマートに行ってみることにしました。するとほとんどお客さんはいないし、近所のスーパーでは売り切れていたお肉も野菜も十分に揃っていて無事焼肉の材料をゲットしたのでした。

バージニア州は白人系アメリカ人がほとんどなので、アジア系の場所に近寄りたくないというとても分かりやすい反応が起こっているんだなあと実感しました。今となっては差別は痛くも痒くもない私、余裕で買い物ができてむしろありがたい。

そんなこんなで、結局3月16日以降、夫は仕事が休みになったまま、州による外出に関する制限や警戒度が徐々に引き上げられていくので、なんとなく外出は犬の散歩と食料と日用品の買い物だけにして過ごしていたのですが遂に昨日(3月30日)に外出禁止令となりました。

以下は在米日本大使館から送ってくれるメール(超おすすめ超便利)のコピペです:
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本日,ノーザム・バージニア州知事は外出禁止令(Stay-at-Home Order)を含む行政命令を発令しました。バージニア州における外出禁止令の有効期間は本日(発令とともに有効)から6月10日までです。主な内容は以下のとおりです。
ア 外出禁止令では,以下の場合には,住居を離れることが許されています。外出禁止命令の違反に対する罰則はありません。
・飲食物,物品,または必要不可欠なサービスを得る。
・医療,必要不可欠な社会サービス,政府のサービス,法執行機関からの援助,または緊急サービスを求める。
・他の個人,動物の世話をする,家族の家を訪問する。
・裁判所の命令により,または子の親権,面会交流,または育児のために必要な移動。
・ソーシャル・ディスタンスを遵守した上で個人が運動を含む屋外活動に従事する。
・自宅,礼拝所,または職場との間の移動。
・教育機関との行き来。
・慈善または社会的サービスを提供する団体でのボランティア活動。
・健康または安全に対する合理的な恐れから,法執行機関又は政府機関の指示に従って住居を離れること。

イ 本行政命令は,以下の行為も禁止対象としており,違反した場合は罰則が科されることがあります。
・10人以上による公私の集まり:10人以上の個人による公私の集まり(パーティー,祝賀会,宗教,その他の社交行事など)は,屋内又は屋外ともすべて禁止。
・高等教育機関におけるすべての対面授業及び指導,10人以上の集会。(ただし,遠隔学習,重要な研究,または必要不可欠な機能を維持する目的で,ソーシャル・ディスタンスを遵守した上で運営を継続することができる。)
・キャンプ場の宿泊規制:2020年4月1日日午後11時59分より,全ての民間所有のキャンプ場での14泊未満の宿泊予約を停止。
・公共ビーチの閉鎖:運動と釣り以外のすべての活動のための州内公共のビーチの閉鎖。

ウ 通勤に関しては,職場との行き来は今回の外出禁止令の対象外です。

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よく読んでみると色々細かく指定されていますが、そんなに厳しいものではないのです。

簡単に言えば不要不急に出歩くな、集まるなということです。

バージニア州知事の会見によると、外出自粛要請中にもかかわらず、ビーチなどで若者が多く集まり警察が出動する事態もあったようで、そういう不届き者や行為を強制的に止めるためで、今後もルールが守られなければ罰則なども検討されることでしょう。

しかし、生活にはほとんど影響ありません。全く不便じゃないかと言えば違うかもしれませんが、文句を言いたくなるようなことはありません。

ミュージシャンの夫の仕事は休みのままですが、これも仕方ないことです。

ということで、引き続き2人と1匹でお家で過ごします。

さて、ここからが本題:

先週から夫と一緒に毎朝ヨガをやるようにしています。YouTubeのヨガトレーナーの方のビデオを流しながらやっています。

初日はきつかったのですが、毎日だんだん心地良くなってきたので、案の定体作りに目覚めてしまい、4月1日から3日間ジュースファスティングをしよう!と決めました。

本日は3月31日なので準備日として胃に負担をかけないように三食とも野菜スープのみで1日を過ごしました。アルコールやカフェインも抜きです。

科学的に本当に関係があるかは定かではないですが、夕食のスープの時には少しずつ食べるだけで満腹感を感じるという変化をすでに味わっています。

明日からのジュース生活もなんだか楽しみになってきました。

続きをお楽しみに!(誰向け...?)

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