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100円の使い方で人生が見える。

僕は3年ほど前に、駄菓子についてのアンケートをとりました。

その時に、行ったアンケートの内容は、
「あなたが100円だけ持って、駄菓子屋に入るとしたら、100円分、何を買いますか?」というものです。

僕は合計50人の人にアンケート調査を行いました。100円の使い方は、人柄が出ます。今日はその結果についてお話します。皆さんも、小学生の頃にタイムスリップしたような気持ちで、読んでみてください。
※値段や対象の駄菓子は、僕が小学生だったころ(2003年~2009年辺り。しかも、沖縄地域)を参考にしています。

まずは、ランキングからいきましょう!

人気駄菓子個数別ランキング

1位:うまい棒(42本)

2位:わさびのり(25個)

3位:10円グミ(11個)

まずは、個数別ランキングですが、やはりうまい棒は強いです(笑)。誰しも食べたことのある定番の味、そしてあの愛着のあるキャラクター、さらに10円という破格の値段、この3拍子は強いですね。

さて、僕が本腰を入れて話したいのは、ここからです。

50人の100円分の買い物パターンを分析すると、なんと、4つのパターンに分けられることが判明しました!

今回は、駄菓子愛のレベル別に紹介します。

レベル1:偏食モンスター

多種多様な駄菓子が並ぶ中、非常に偏った選択をしている人たち。
一途ともとれるが、駄菓子に本気になっていない。

実名は言えないので、ペンネームとともに一気に内訳を紹介します。

<ペンネーム:天才と名乗る秀才>
うまい棒 たこ焼き×4→40円
うまい棒 明太子×3→30円
うまい棒 コーンポタージュ×3→30円
合計100円。

<ペンネーム:マシュマロ>
きなこ棒×10→100円
合計100円。

<ペンネーム:やさお100%>
わさびのり太郎×10(近くにいた少年に奢る)→100円
合計100円。

こんな人、いますよね(笑)。天才と名乗る秀才さんは、まだうまい棒が好きな感じが伺えますが、マシュマロさんは、親からもらったお金を雑に使っている感じが出ていますよね。

ここで注目したいのは、やさお100%さんです。近くにいた少年に奢るというのが、とても優しい選択だと思いました(笑)。しかし、わさび嫌いな小学生も多いので、その辺を考えてもらえると、もっと良いなと思いました。

続いていきましょう。

レベル2:見えないものを買う!ワクワクドキドキ系消費者

たくさんの商品が並べられていても、迷うことなく目に見えないものに
価値を見いだそうとする、視野の広い人たち。

こちらも、ペンネームとともに一気に内訳を紹介します。

<ペンネーム:ポイントカードで家を買う>
当たり付きのグミを10個買って、当たりに期待します(笑)。
合計100円。

<ペンネーム:ENO>
金色の延べ棒チョコ×1→50円
三角くじチョコ×2→20円
くじ引き×1→30円
合計100円。

<ペンネーム:野田と申します>
思い出話をするために、おばあちゃんの時間を買うね、100円分。
合計100円。

この人たちの良いところは、ポジティブに駄菓子を楽しんでいるところです。ポイントカードで家を買うさんとENOさんは、100円以上になる期待も含めて購入しているので、普通にお菓子を買うときよりも、一気に気持ちが盛り上がり、当たった時には、一番得した気分になれます。

ただ、野田と申しますさんに関しては、もう、お菓子でも何でもありません(笑)。確かに、昔の話を聞くこと自体は、価値のあるモノだと思いますが。

さて、レベル3を紹介する前に、まずはレベル0を紹介させてください。

レベル0:生意気貴族

駄菓子屋に対しての愛が全く感じられない人たち。
きっと、子どもの頃には駄菓子屋なんて行く必要もなかったのだろう。

こちらも、ペンネームとともに一気に内訳を紹介します。

<ペンネーム:ゴリラパンチ>
ガーナ×1→100円
合計100円。

<ペンネーム:石原さとし>
パックンチョ×1→84円
合計84円。

<ペンネーム:ちびになりたくなかった人>
100円で帰るモノだけ買って、帰ります。
合計100円。

この人たちは、ひどすぎます(笑)。

まず、ガーナに100円を一気に費やすことが信じられません。確かに、ガーナは美味しいですが、小学生にとって100円はまあまあの金額です。それを一気に失う恐怖を感じなかったのだろうか(笑)。

そして、石原さとしさん、100円も使い切っていません(笑)。せめて、使ってください。こういう人は貯金は上手なのかもしれません。

ここで注目したいのが、ちびになりたくなかった人さん。「100円で帰るモノだけ買って、帰ります。」と答えていますが、僕は何を買って帰るのかをきいているので、それに応えてほしいです(笑)。僕もしつこく聞きましたが、何の駄菓子も覚えていないようでした(笑)。

生意気貴族の方々は、きっと裕福だったのでしょう。続いて、レベル3(最高レベル)の発表です。この人たちの購入パターンは、ものすごく勉強になりました。とても賢いです。

こちらも、ペンネームとともに一気に内訳を紹介しますが、このアンケート自体に労力がかかったうえに、駄菓子が食べたくなったので、ここからは有料とさせてください。駄菓子代を僕に払ってくれると、見ることができます。


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