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ラジオと音楽を比較する人に伝えたいこと。

コロナ禍の影響もあってか、最近は、僕の周りにもラジオを聴く人が増えてきました。

中学時代からラジオを聴きまくっていた僕にとっては、同い年の人が1人でも多くラジオを聴いてくれるのは嬉しいし、時々ラジオの話で盛り上がれることも楽しいです。

ただ、最近になってラジオを聴き始めた人に対して、少しだけ納得のいかないことがあります。

それは、ラジオを聴き始めたきっかけです。

もちろん、ラジオを聴き始めてくれれば、きっかけはなんでもいいのですが、もう少し愛を持ってラジオを聴いてほしいなと思うことがあります。

僕の友人に、ラジオを聴き始めたきっかけを聞くと、大体はこんな理由が返ってきます。

「音楽って、刺激的じゃん? 人が話してる声を聴いてた方が、落ち着くときもあるんだよね」

つまり彼らは、音楽ばかり聴いて疲れてきたから、ラジオを聴き始めたのです。

うーん。ちょっと、許せない・・・笑

ラジオ好きの僕にとっては、「音楽が上で、ラジオが下」と言っているように聞こえて、あまり気持ちが良くありません。

もちろん、彼らにそんなつもりはないし、聴いてもらえて嬉しいのですが、「音楽」と「ラジオ」をそんなふうに捉えないでほしいと思いました。

僕は、音楽の方が刺激的だなんて思うことはありませんし、ラジオの方が刺激的だと思うこともありません。

音楽とラジオは比較対象にあるものではなく、共存しているものです。

ラジオ番組の中では、数々の音楽が流れます。

アーティストの楽曲、番組のオープニングテーマ、ジングル、コーナーBGM、効果音など、色とりどりの音で、リスナーの人たちを楽しませてくれるものです。

番組サイドが、タイミングよく、季節や好みを考慮したり、より面白くなるように工夫して、いろんな音が流れています。

人の心に刺さるトークと、面白い企画、そして、センスの良い音楽とのかけ合わせで、ラジオ番組はできているのです。

なので、音楽が切られているポッドキャストで聴くのではなく、ラジコやリアルな電波からラジオを聴いてほしいなと思います。

あなたをワクワクさせる世界が、すぐそこにあります。

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