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プロとは、「心を込めてやれる」ということ。

プロとアマチュア、その差はなんでしょう。

会社に所属している、免許や資格を持っている、その仕事で生計を立てているなど、何かしらの線引きがあるように思えます。

そして、プロの称号がある人には安心して、身を委ねることができるような気がします。

しかし、実際のところは、プロだからといって、確実に満足のいくクオリティになるとも限りません。

いくらすごい資格や免許を持っているからと言っても、全く満足のいかないこともありますし、その仕事で生計を立てていても、雑に仕事をこなしている人もいます。

逆に、その仕事で生計を立ててなくても、感動レベルのクオリティで、高い技術でモノを作ったり、パフォーマンスをしている人もいて、その人たちをアマチュアとして見るのも変な気がします。

おそらく、プロとアマチュアの差を、所属、資格、収入などで決めること自体、浅はかなことなのでしょう。

では、プロとアマチュアの差は、何なのか。

それは、その仕事に対して、心を込められるかどうかです。

本気で感動できるモノやパフォーマンスを生産している人たちは、すべてプロに当てはまるでしょう。

「心を込めてやる」というのは、それぐらい難しいことなのです。

常に本気を出すと、自分の体力は大幅に減少します。

そのため、十分なお金をもらえないなら本気を出したくない人もいますし、好きな仕事をしていても本気を出すことから逃げる人もいます。

そんな中、自分の本気を出し続けられる人が、必ずいます。

手抜きすることなく、自分の満足のいくクオリティを叩きだし、限界を超えていく姿を見せる人が必ずいます。

そういう人を目の前にした時、改めて「心を込めてやること」の重要性に気づきます。

心が込もっていると分かると、多少技術が拙くても、どこか気持ちの良いものを感じます。

そして、「心を込めてやってくれたこと」に対して、何かしらの対価を払いたくなります。対価として支払われるお金は、労働者の心意気に払っているのです。

何かに所属しているから、資格を持っているから、生計を立てているからと言って、あぐらをかいてはいけません。

心を込めて、本気でやっているか?

この言葉に即答できるかどうかが、プロとアマチュアの差を決めるのです。

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