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スイッチを切るとは、どういうことなのか。

「スイッチを入れる」

普段の生活から仕事や勉強や部活に移るとき、こういうふうに表現する人がたくさんいます。

スイッチをオンにすることで、組織の歯車として機能し、社会貢献することができる。

オンにしない限り、組織のために機能することはせず、自分の好きなように生きる。

スイッチには、そのような役割があるのでしょう。

しかし、これは万人に共通する考え方ではないと思います。

世の中には、スイッチを入れようと思わないと頑張らない人もいれば、スイッチを入れようと思わなくても頑張れる人もいます。

そんな人は、「頑張ろう!」「集中しよう!」「笑顔で元気に!」なんて思うほど、妙に力んでしまって、空回ってしまうことがあるでしょう。

それでも、周りが気合い十分だと、自分だけが頑張っていないように思えるから、どうしても力まずにはいられない。

ただ、普段から頑張っている人が、ギアをもう一段階上げようとすると、心も体も追いつかず、苦しいだけになってしまいます。

もうすでにスイッチが入っていることに気づかないと、どんどん自分を追い込んでしまうのです。

そんな人は、スイッチをオフにする習慣を作らなくてはいけません。

オフ体質の人(スイッチを入れようと思わないと頑張らない人)が、意識的にスイッチを入れるように、オン体質の人(スイッチを入れようと思わなくても頑張れる人)も、意識的にスイッチを切らなくてはいけないと思うのです。

ただ、オン体質の人は、頑張るのが当たり前になっているので、自分が頑張っていることを自覚しづらいかもしれません。

頑張っていることに無自覚な人や、仕事モードと私生活モードの切り替えがない人は、ほとんどがオン体質と言ってもいいと思います。

そんな人は、みんなに合わせて気合いを入れようとしなくていいし、頑張ろうと思う必要もありません。

しっかりとスイッチを切れば、あとは何も考えなくていい。

誰の役にも立たない、誰の目も気にしない、誰のためにも生きない、スイッチを切って、容赦なくそんな時間をとるのです。

ほんのちょっとも、生産性は要りません。

ただ、自分のためだけに生きることが大切です。

こんな文章を書きたくなったということは、僕も、そんな時間が欲しくなったということなのかもしれません。

それでは、今日はこのへんで、スイッチを切らせてもらいます。

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