生産性日誌で、大量の仕事を楽しみながらこなす。
僕は、仕事をなるべくシンプルにするために、日々取り組んでいるものがあります。
それは、生産性日誌です。
生産性日誌では、1日の仕事の全てを紙に書き出して、評価します。
紙に書かれた仕事を上から順にこなしていって、1日の最後には今日の生産性について点数化しています。
冒頭の汚い字で書かれた、仕事内容と数式の画像は、その一例です。
やり方としては、前日の夜に次の日の仕事を5つ書きだします。目安としては、調子が良ければ約1時間で終えることができる仕事をリストに書きます。
毎日5つも仕事がない場合は、掃除、料理、友人との遊びなど、仕事以外の内容も書き出して、リスト化していきます。
こうすることで、1日がとてもシンプルになります。
僕たちは、どうしても後回しにしていることがあったり、終えなきゃいけないことに優先順位をつけていなかったりするので、こうやって書いているのと書いていないのとでは、全然集中力が違ってきます。
僕が思うに、一番無駄な時間は悩んでしまうことです。
何をしようかな、どうした方が良いかな、と悩んでしまうのが時間のロスになって、結局やらなかったりする羽目になります。
それを防ぐために、前日のうちに取り組むことを書きだすと、朝から悩むことなく取り組むことができます。
さらに、それに生産性を評価する項目を加えることで、日々の仕事ぶりの改善にもつながっていきます。
僕の場合は、各項目の仕事を、重要度(どれぐらい自分のためになるか)、完成度(どれぐらい質が高かったか)、集中度(どれだけ気が散らなかったか)、緊急度(どれぐらい締切は早かったのか)を5段階で評価します。
各項目の合計点から、時間(単位はh)を引き算して、生産性を評価します。
こうすることによって、自分の仕事の質を毎日測ることができます。
同じ資料まとめでも、1時間で終えるものもあれば、2時間で終えるものもあったりして、その原因は何だったのかを振り返ることで、仕事の進め方の改善に役立てています。
生産性日誌は、とても便利です。これを意識しながら仕事進めるのと、進めないのとでは、全然スピードも質も違ってきます。
一つの仕事当たりの時間とエネルギーの使い方も把握していると、仕事を終える時間の目安や、仕事を終えた時の疲れ具合も分かってくるので、大変な仕事ほど朝に持って来て、そうでもない仕事ほど夜に持ってきたりして、自分が働きやすいように仕組むことができます。
これをやり続けていて、一番いいことは、毎日最高記録を出してやろうと、ゲーム感覚になれるので、つまらない仕事も少しだけ楽しく見えます。
普通だったら、ダラダラやってしまうことでも、「今日は80点以上出したい!」と意気込むことで、テキパキ取り組むようになりますし、いつの間にか得意な仕事に変わっていたりします(笑)。
ただ問題は、これを誰かに「ねぇ、見て見て!昨日、最高記録出したんだよ!」と言ったとしても、全然褒められないことです(笑)。
全くの自分ルールで行っていることなので、「80点以上だったら、ご褒美をあげる」という風に、自分で評価に対する報酬を決めた方がいいです。
もし良かったら、日々の仕事の参考にしてみてください。
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