「楽しい」とは、明るい未来を現実にすること。
時々、「楽しい」とはどういうことなのだろうかと考えるのですが、考えれば考えるほど「楽しい」を説明する言葉が思いつかず、ずっと苦戦していました。
しかし、ここ最近は、少し「楽しい」の輪郭が見えるようになってきました。
僕は、何事も楽しめるような性格ではないし、全てのことを楽しく過ごす必要もないと思っています。
悲しいことも腹が立つことも含めて、人生は面白いし、その感情が完全に消えてなくなることは良くないと思っています。
ただ、物事はなるべく楽しみたいし、楽しくないと続けることができません。
しかし、そのためには、自分にとってどんなことが「楽しい」と言えるのかを考える必要があります。
参考になりそうな本を読んだり、動画を見たりもしましたが、その答えはどこにも載っていませんでした。
ただ、探し続けているうちに、こんなことに気がつきました。
こうやって「楽しい」の正体を探っている時間が、もう「楽しい」のではないのだろうか。
この本にはこんなことが書いていたけど、これが「楽しい」の定義になると、いくつも反例が出てしまう。
この動画でこんなことを語っていたけど、それで楽しいと感じる人は、ごく少数ではないだろうか・・・。
その結果を誰かに話したり、文章にまとめたりすることが、もう楽しい。
探し続けていた答えは、自分の心の奥にありました。
おそらく僕は、「楽しい」の答えを知るとすっきりとした気持ちになるし、今後の自分の人生にもその答えを生かしていくでしょう。
こうして、明るい未来が少しでも現実になることに対して、僕らは「楽しい」と感じるのではないでしょうか。
仕事で結果が出たとき、スポーツで日本が勝利した瞬間、友達と遊びに行った日など、その全てを楽しかったと感じるのは、明るい未来が現実になったからでしょう。
ただの妄想で明るい未来を思い描くことは、一見楽しいようにも見えますが、現実と乖離するから、最終的には落ち込んでしまうこともあります。
だから人は、生産活動を続けるのです。
明るい未来が現実になっていくことが楽しいと分かっているから、人は働くし、遊ぶし、頑張ります。
少なくとも、暗い未来のために、お金は払いたくないし、時間は使いたくないし、体力もすり減らしたくない。
今の行動を続けて、明るい未来を現実にすることができるだろうか。
迷ったときは、こんな言葉を自分に問いかけたいと思います。
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