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話のネタぐらいにはなるエッセイ

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人間を通して気づいた話がメインです。話のネタに尽きた時、誰かに傷つけられた時、とても暇な時、そんなときにこれらを読めば、多分何とかなります。
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2020年9月の記事一覧

日常には、検索でたどり着かない感動がある。

一人の女子高生が、夕焼けを指差して、嬉しそうに追いかけていました。 その後ろから、「夕焼…

稲本稲三
3年前
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生きている感覚を、捨ててはいけない。

「好きな時間帯はいつですか?」と聞かれたら、ほとんどの人は「金曜日の夜」と答えるでしょう…

稲本稲三
3年前
29

言っちゃえば、怖いことなんてない。

人間には2種類のタイプがいます。 それは、本音が言いやすい雰囲気を作る人と、本音が言いに…

稲本稲三
3年前
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「面白い」とは、記憶に残ること。

「面白い」の定義を考えた時、人によってさまざまあることは確かですが、全てにおいて共通する…

稲本稲三
3年前
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あなたの完璧は、きっと完璧すぎている。

僕は昔から、完璧主義でした。 大人になっても、完璧主義は消えず、一つの仕事にたくさんの時…

稲本稲三
3年前
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その幸せは、誰かの気遣いで成り立っている。

気を遣う性格の人は、基本的に我慢の連続です。 自分より相手の都合を重視するため、他人によ…

稲本稲三
3年前
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あなたは、図々しいことを言っていいんだ。

先日、高校時代働いていたアルバイト先の店長が働いていた店に、客として顔を出しました。 店長と会うのは5年ぶりでしたが、しっかりと僕のことを覚えてくれていました。 店長と話していると、まだ10代だったころの自分が蘇ってきて、「店長、できればサービスとして、あのメニューを貰いたいですね…」と図々しくサービスをお願いしました。 店長も「いいよ!」と言って、メニューを一品サービスしてくれました。 その時、僕はあることに気がつきました。 最近、誰にも図々しいことを言っていない

自分の承認欲求のために、他人を巻き込んではいけない。

僕の兄は昔から、よく父親や母親と喧嘩していました。 兄は、年中無休で反抗期が続いている人…

稲本稲三
3年前
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「頑張れ」で頑張れない人に伝えたい。

僕は、肩の力を抜くことが苦手です。 頭の中を空っぽにする、ボーっとする、何も考えないこと…

稲本稲三
3年前
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人生、元を取ることが全てじゃない。

自分の長所でも、ときどき短所として働いてしまうことが、いくつかあります。 特に僕は、昔か…

稲本稲三
3年前
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人と喋りたいのに、人と喋るのが面倒くさい。

僕は、「人に興味がない」という感覚が分かりません。 人に興味がないのであれば、友達も恋人…

稲本稲三
3年前
43

挑戦する人に、まだ「頑張って」とは言えない。

「現実的に生きる」というのは、挑戦が少ない人生のことだと思います。 僕は、どちらかという…

稲本稲三
3年前
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人の相談にのると、いつも後悔する。

人と話していて、たまに相談に乗ることがあります。 だいたいの相談の内容は、「これから先の…

稲本稲三
3年前
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心が疲れたら、「普通の旅」をしよう。

今週、久しぶりに「普通の旅」をしました。 「普通の旅」というのは、ただ自分の住んでいる地域とは違う場所に宿泊し、1泊2日はその地域で生活するだけのことです。 おそらく、旅好きの人たちからしたら、「旅でもなんでもない」と言われるでしょう(笑)。 しかし僕にとって、心が疲弊してきた時こそ、この「普通の旅」は欠かせないのです。 心が疲弊した時、人間は自分のことしか見えなくなります。 自分がどれだけ恵まれているかを無視して、自分の周りの環境だけで自分の価値を推し量って、すご