100年続く大企業上場企業の社長秘書を3年した。学びが多かったので、キャリアアップ・生活に役立ててもらいたい
ひょんなことから、一部上場企業の社長秘書をすることになった。
もともと、その子会社で営業マンをしており、特に目立つこともなくノラリクラリと仕事をしていた。
そんなある日、「お前、異動決まったから」と部長に半笑いで伝えられた。「ええ、まだこの部署にきて2年ほどなのに、なぜでですか。どこですか?」と質問したところ、「秘書だよ。親会社の社長秘書」と言われた。
晴天の霹靂だ。目が点だ。「なんでぼく?」
そのあと、子会社社長より応接室に呼ばれ、「うまいこと頼むよ。本体の社長秘書だからね。」なんで抽象的なお願いをされた。どの人もオブラートに包みながら、もしくは腫れ物に触るような言い方だ。なぜ、この人事なったのか、細かいことは知らないだろう。
ベルトコンベアに流されるように、従業員2万人、売上高1兆円、創業100年の一部上場企業の本社がある西新宿の秘書室に流されていった。
幸い元の勤務先は内幸町だったので、勤務地はマイナーチェンジで済んだ。
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ふと、思い立ったので、3年間の秘書経験を残そう思います。世の中に、大手企業の暴露本や、社長の右腕の著書はあるが、伝えきれていない所もあるし、もっと生々しいと考えています。
・どんな風に能力が高いか
・どんなキャリアを積んできたか
・一体いくら稼いでて、金をどのように使うのか
・どんな普段着、持ち物、スーツなのか
・何を食べているか
・家庭生活はうまくいっているのか
・死ぬほど努力しているのか、はたまた運がすごいのか
・過去干された経験があるとか
・大手社長同士は元々友達とか
・役員になる人は、社長の子分とか
などなど、あまり一般的に知られていないようなことを、親近感が持てるような、読んでいる人に惹きつけられるような内容で語られたら、良いと思っています。
一部上場社長やそこに取り巻く役員の仕事の仕方、会社員としての大成功をした60歳を超えるサラリーマンの生活・考えは、仕事に熱心な人にヒントになるはず。
とくに、島耕作のようなストーリーが好きな人は良いかもしれません。
島耕作のシーンに「これ、ホンマか!」と突っ込みたいような場面が出てきますが、秘書になって、「ホンマだった、、、」ということも多々ありました。
そんな、「ホンマか!」と思ってしまうような、内容が出てきたらよいと思っています。