中田敦彦のYouTube大学要約シリーズ世界大戦後の現代世界史編

【中田敦彦のYouTube大学】を観て、うわ〜めちゃめちゃ面白いなーて満足感に浸るも、
思ったほど内容を理解できていない…
かといってもう一度動画を見直す時間もなかなか取れない…(どんどん新しい動画がupされていくから次の動画観たいし‼︎)

動画内容を更に要約し、ピンポイントで動画を見直せるよう項目ごとに再生時間の目安をまとめました😆

今回の動画では、6つのカテゴリーに焦点を当てて構成されていました👇

《カテゴリー》
①第二次世界大戦戦勝国
② 米・ソ冷戦、第1ラウンド
③ 米・ソ冷戦、第2ラウンド
④ 米・ソ冷戦、第3ラウンド
⑤アメリカとソ連の地位低下
⑥未だ解決していない世界の対立

【各場面の視聴目安時間】
※番号は上記、カテゴリーとリンク
○全動画時間→44分52秒
①→1分50秒から
②→6分00秒から 
③→11分05秒から
④→14分50秒から
⑤→22分25秒から
⑥→29分10秒から

《第二次世界大戦戦勝国》
第二次世界大戦の戦勝国はイギリス・フランス・アメリカ・ソ連・中国の5カ国です。この5カ国が国際連合(国連)の常任理事国になりました。国連の前身である国際連盟では事案の可決には全会一致が条件であった為、一向に話しが進みませんでした。それを踏まえ国連では常任理事国の承諾により事案の可決をすることができるようにしました。そして世界はこの主要国で回していたのですが、のちにこの5カ国で争うことになってしまうのでした。

《米・ソ冷戦、第1ラウンド》
冷戦は西欧側である、アメリカ・イギリス・フランスvs東欧側のソ連・中国で対立します。アメリカもソ連も核兵器を持っている為、直接武力を使った争いはできないので代理戦争というような形をとって争います。(冷戦)まず最初はドイツのベルリンが争いの火種となります。戦勝国である米英仏チームはドイツの西側、ソ連はドイツの東側をという形で分割統治することになります。そして問題になったのは東ドイツ内にある首都ベルリンも東西で分割統治した事によって起こります。ソ連がアメリカチームに抵抗し、西ベルリンの物資供給陸路を封鎖します。(ベルリン封鎖)アメリカはこれに対し、西ベルリンに物資を空輸し対抗しました。財政的にも余裕のあったアメリカは空輸を続け、ソ連のベルリン封鎖は失敗に終わりました。

《米・ソ冷戦、第2ラウンド》
朝鮮を併合していた日本が戦争で負け、朝鮮の北側をソ連(現在の北朝鮮)南側をアメリカ(現在の韓国)が分割統治することになりました。(強制的に朝鮮民族が南北に別れさせられてしまったのです…)
 ある時、北朝鮮が韓国に攻め込みました。それに対してアメリカ率いる国連軍が出動。その時、ロシアは静観していましたが、ここで中国がバックアップに入ります。中国側が義勇軍を派遣し、国連軍との戦いが始まってしまうのです。(朝鮮戦争)3年の争いの後に休戦協定が結ばれますが、この戦争は休戦状態のまま現在に到ります。

《米・ソ冷戦、第3ラウンド》
ソ連のスターリン首相亡き後のフルシチョフは今までのスターリン路線を批判します。そしてトルーマン大統領率いるアメリカと仲良くしようと思いました。しかし、ソ連がアメリカ大陸に弾道ミサイルが打ち込める技術(スプートニク打上げ成功)を手に入れると状況が一変し、アメリカと対等に渡り合おうとします。
 更にアメリカの支配下であったキューバがチェ・ゲバラを筆頭にキューバ革命によって独立してしまいます。ここで、ソ連はキューバにミサイル基地を建設します。
 アメリカはソ連の弾道ミサイル技術取得とミサイル発射装置を携えたことに脅威を感じ、両者が直接戦争一歩手前まで緊張が高まりますがアメリカのジョンFケネディとソ連のフルシチョフとの会談にて直接戦争を回避しました。(キューバ危機)

《アメリカとソ連の地位低下》 
①ベトナム戦争
 フランスの植民地であったベトナムに独立運動が起こります。これをソ連が支援しました。ベトナムが独立した時に共産主義に流れるのを恐れたアメリカが乗り込む形でベトナム戦争が始まります。長引く戦争を終わらせようとアメリカは大規模な空爆とベトナム兵が隠れている密林に向けて猛毒な枯葉剤を散布します。その光景がTVで全世界に報道されると「アメリカのやっている事は本当に正義なの?」という疑問と世論が生まれ、世界中から非難されます。(戦っている米兵士達も自分達は何の為に戦っているのか?米本土を守っている訳でもない…そんな思いがありました)
 そして、北ベトナムの攻撃に大打撃を受けたアメリカは空爆全面停止を宣言し、パリ協定が調印されアメリカ軍は撤退、南ベトナム政府の無条件降伏により終結しました。

②プラハの春
 チェコの民主化運動(独立運動)を弾圧。市民のデモ隊に戦車を向ける光景がTVで全世界に報道され世界中から非難されました。

③チェルノブイリ原発事故
 ソ連のチェルノブイリ原発事故の隠蔽がバレてしまい国際的な批判を受けます。それらによる信用失墜が後押しし、ソ連は崩壊してしまいます。

④アメリカはベトナム戦争により財政難に加えパワーと信用が低下し、ソ連はプラハの春及び原発事故などによる信用失墜などの影響もあり崩壊します。ソ連崩壊により冷戦は終わり、アメリカ一強時代に突入します。

《未だ解決していない世界の対立》
①中東パレスチナ問題
 パレスチナの聖地「エルサレム」を賭けたユダヤ教(ユダヤ人)とイスラム教(アラブ人)の争奪戦。その原因となったのは、第一次世界大戦時のイギリスによる二枚舌外交です。(両者に対して戦争の見返りにエルサレムの地への建国を約束した為に起こってしまった悲劇)

(1)第一次中東戦争
 アメリカの上層部にはユダヤ人が多くいた為、国連がユダヤ教に対して有利な分割案を提案したことにより始まった戦争

(2)第二次中東戦争
 英仏がエジプトのスエズ運河を狙い、イスラエルをけしかけて、エジプト戦争に至る。イスラエル軍がスエズ運河を抑えるが世論による圧力で返還する

(3)第三次中東戦争
 イスラエルがパレスチナとシナイ半島を占領。パレスチナ解放機構がイスラエルに解放を求めるも、イスラエルはもっと占領してしまう

(4)第四次中東戦争
 アラブ側が石油の輸出制限を実施。これを基にオイルショックが発生してしまう

②インド・パキスタン問題
 イギリス植民地のムガル帝国がインド帝国に変わるも民衆の反乱は収まりません。そこでイギリスはヒンズー教VSイスラム教の争いが勃発するように仕組みました。ヒンズー教をいじめ、イスラム教だけをえこひいきし、仲間割れをするようにしたのです。この遺恨が現在にまでも残っているのがインド・パキスタン問題です。

③中国・台湾問題
 日中戦争から国共合作を経て手を組んでいた共産党と国民党は共通の敵だった日本が戦争で負け、敵がいなくなると両者で内戦を始めます。この戦いに勝った共産党は中華人民共和国と名乗ります。(主席:毛沢東、首相:周恩来)
 負けた国民党は台湾に逃れ、中華民国政府を維持します。そしてどっちも中国と言い張っているのが今もこの問題に繋がっています。

【中田敦彦のYouTube大学】エクストリーム授業最終章!第二次世界大戦後のアメリカvsソ連!核戦争勃発の危機!?今も続く世界の未解決問題とは?

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