揺れて逃がす

６月６日３日目。昨日は久しぶりの遠出＆往復１０時間日帰り仕事でボロボロになって更新できなかった。しかたないね。

運転中の１０時間、目的地に向かうというなんの生産性もない時間ながら自分にとっては思考する良い時間。

遠別に戻ってきた時にはじめて、今年で７年目になる「スラックライン」というものがある。幅５cm程度のナイロン製のライン上で歩いたりトランポリンのように跳ねたりするスポーツ。検索すると、youtubeで派手に飛んだり跳ねたりする様子が出てくると思うけど、何度か肋骨を折ってからは跳ねたりすることをやめて森で遊んだり跳ねずにできるトリックに挑戦したりしている。

スラックラインには「体幹」が重要で、ラインから伝わる揺れに力で反抗しようとするとさらに強い揺れになって返ってきてしまうので、力任せに乗ろうとしてもだめ。全身の力を抜き、揺れに逆らわず呼応して全身を委ねると心地よい揺れを全身で味わうことができる。

何が言いたかったんだっけ。そうだ、この感覚が「中庸」とか「白か黒かじゃなくてグレー」みたいな考えと近いんじゃないかなって思って、ブレない軸は持ちつつ強い力に反発するんじゃなくて受け流す術を身につけて揺れを心地よく味わうようにしていきたいっていうことが言いたかった。

嫌なこと言われたり気分が落ち込むことがあっても、それに対抗するんじゃなくて「まあそんなこともあるよな」とうまく受け流せると幸福度も上がるんじゃないかとも。心の体幹力もつけてこ。

だいたい１５分で７００文字に満たないくらいしか書けないな。

今日の一枚（厳密には昨日）

積丹ブルー。