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【女性に聞きたい。単純に着物をきることが好きな男目線で思うこと】

用事があって、一般的な着物の始め方教本を読んで思ったこと。

『女性の着物ってとても面倒くさそう』

もっと最低限のシンプルなルールにして、着物にもっと自由があってもいいんじゃない?

自分の中では、女性の着物の「格」とか本当にどうでも良い。
留袖、振り袖、訪問着、色無地、つむぎ、お召し、小紋、化繊、木綿、ゆかた、などなどこれらの違いは一般人の男性はほとんど分からないと思う。
私もよく分からない。そんな違いなんて気にしていないし。似合っていたら着物なら何でも素敵に見える。

今の着物のルールは女性の多様性を縛ってる気がするし、男女のルールの差が違いすぎるし、和装がごく狭い特殊な世界にどんどんなっているように思える。

着物の着方が限定されすぎる。楽しむための多様性が許されていない。
日本人の所得は下がっているんだから、ルールに合わせて数を揃えるなんて今はもう無理。手に入るもの、あるもので着こなしたくても、着物警察・マナー警察の人がどこかから現れて「指導」という名前のマウンティングするのもこれまで見たことあるし。

昔の人が決めたマナー、ルール、決まりごと、TPO に縛られすぎてない?。
物理的に人に迷惑かけるから止めましょう、ならわかる。例えば茶会で茶器に傷つけないようにアクセサリーはやめましょうとか。
でも、誰かが決めた見えないルール・根拠のよくわからないルールで「●●は鉄則です」って言われても、今は当時とは気温も生活習慣も何だったら性別すらあいまいな世の中に変わっているのに、どうしてそのルールは変わっていかないの?
女性の着物は鮮やかなものが多いから、色で選んだ男性が女性の着物を着ても後ろ指さされない世の中になってもいいじゃない。

横で見ていると、よくわからないルールを守り続けて、業界が自分の首しめて、着物の入口を狭めて、堅苦しいものにして、自滅していってる。
着物きてる人はみんながみんなそうじゃなんだろうけど、本人たちは言葉ではいわないけれど、男の自分から見たら女性の着物はモノによる女性同士のマウンティング素材にも見える。

自分は日本人の昔の暮らしの知識を普通の人よりは持っていて、大切にしていきたいと思っている人間だけれど、過去ばかり大切にして特殊な業界だけのモノになって、庶民の生活から着物文化が絶滅したら意味がないとも思う。

なんだったら酷暑で夏用スーツすら暑くて体調不良になるんだから、もう無理に洋装に合わせずとも、日本人だし、夏は下着か長襦袢つけたらその上に浴衣や着流しをビジネス着として仕事してもいいじゃない。昔の文豪みたいでかっこいいし。
インバウンドで日本に来てる外国人にも見てもらえるし。

私は着物姿の人がもっと日常に増えて欲しい。
冠婚葬祭以外に気軽に楽しめる人が増えて、ルールに着られるのではなく、できれば着物を着たい庶民の日常着としても残っていって欲しい。

女性の着物きる人、着物きたいけどあきらめた人などは着物のルールにどう思ってるのか良かったらコメント下さい。

#着物 #和装 #ルール #格式 #日本文化 #伝統文化 #kimono

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