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稲刈り→脱穀→乾燥→もみすり→玄米

いよいよ始まった稲刈り。

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コンバインで刈っているので、脱穀も同時に行えます。
脱穀とは、稲穂についた籾を落とす作業のこと。

コンバインに付属するアームのような筒の中から
籾だけをフレコンに入れていきます。

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これを軽トラに2つ載せて、乾燥機のあるライスセンターへ運びます。
(1日何往復するんだろう…)


乾燥機は、その名の通りお米を乾燥させる機械です。
大量の籾が入ったフレコンを、クレーンで吊って移動させます。

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乾燥機の前にある大きな入れ物に、一気に籾を入れていきます。

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↑脱穀したてのお米です◎

乾燥機は全部で6台あって、入れ物は3つあります。
入れ物から乾燥機につながる筒の先の方向が
変えられるようになっていて
乾燥機ごとに、違う品種のお米を乾燥できるようになってます。


高速で籾が吸い込まれていきます。

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↑暗闇の先は、乾燥機内部です。


このパネルが乾燥機についてたのですが、気になったので撮ってみました。

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籾を入れることを「張込」っていうんですね!農業用語かな…?
張込っていうと、刑事しか頭に浮かびません笑!

循環は、風を当てること。
乾燥は熱で乾かすことだそうです。
扇風機で風を当ててから、ドライヤーで熱を加えるみたいな感じでしょうか笑。

ちなみに稲刈りをするときは、穂の水分が20%~25%であることが
一つの目安になりますが

それを乾燥機で15%以下になるまで、乾燥させます。

大体1時間で、1%の水分がぬけるそうです。
そう考えると、なかなかの長時間、乾燥機が動いていることになりますね。

乾燥機の前は、機械音が大きいので、声を張り上げないと会話ができません(笑)


この後、籾すり機でもみ殻を取り除くと、お米の粒があらわれます。
これが、玄米です◎

田んぼにある稲が、お米になるまでの
ほんの少しの過程をを追ってみました。

工場見学みたいな感じで、楽しんでいただけると嬉しいです◎

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