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タルマーリーに行って来ました

この度、鳥取県智頭町にあるタルマーリーに行って来ました。

タルマーリーとは、天然の菌や天然水、自然栽培にこだわり、
“地域内循環”を目指すパン屋さんです。元々は千葉県いすみ市にあったのですが、さらなる環境の向上を求めて2015年からは現在の智頭町で営業をしています。

パン屋さんでありながら、2013年に出版した田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」(渡邉格著、講談社)は、多くの本屋さんでビジネス本コーナーに平積みされ、ベストセラーになっています。

この本の影響や、パンづくり・商売の根幹にある思想がタルマーリーを全国的に知名度のあるパン屋たらしめています。

また多くの著名人がこのパン屋を紹介していたり、数多くのメディアにも取り上げられていることから2020年7月現在では通販で買おうとしても3ヶ月待ちの状況です。

そんなタルマーリーに満を辞してお邪魔して来ました。

お店自体は保育園を改装した建物で、遊具のある広場などもそのまま残っておりとても広いです。

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店内にはパンだけでなく、お店でセレクトされた調味料や自家焙煎のコーヒー豆、オリジナルのTシャツなども販売されていました。

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ここから先が店内で販売されているパンです。

基本的に通販の詰め合わせを購入した際に入っているラインナップと余り変わりません。

土曜日の14時くらいにお伺いしましたが、商品はそれなりに残っていました。

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酒種のスコーンがとてもオススメです。

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レジはこんな感じです。

ここで、ショーケースに並んでいるパンだけでなくカフェメニューのピザやコーヒー、ビールなどを注文可能です。

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また入り口付近には、「タルマーリー推薦図書」なるセレクト本が陳列されていました。(もちろん、田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」もあります)

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注文したのは、「旬野菜と豆乳マヨネーズ」と「自家製ジャムと豆乳カスタード ピタサンド」、「イノシシ肉のハンバーガー」です。(イノシシ肉のハンバーガーはすぐに食べてしまい写真に撮るのを忘れました、、)

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保育園を改装してあるので、店内も席数が多くゆったりと食べることが出来ます。

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ビールは店内で飲めるだけでなく瓶詰めされた物を購入することが出来ます。こちらは通販などでも販売されておらず行かないと買えません。(全国にタルマーリーのビールを飲めるレストランはあるみたいです)

今回はRedical Sour Ale(酸味が効いているけどただ酸っぱいだけでなくコクがあって美味しい)とSession Ale(解説には個性がないのが個性と買いてありましたがとても美味しかった)を買いました。

1本800円と割とお高いですが、クラフトビール好きは一度試して見ると良いと思います。ビール作りで出来た酵母をパンに使用するためビールがメインと言う訳ではないですが個人的に好きなヨロッコビールや箕面ビールにも引けを取らないです。

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周辺には何もなく、遠方から行く場合はタルマーリー自体を目的地にする必要があると思いますが、そのために行く価値はあると思います。

(おまけ) タルマーリー周辺の景色。何もありません。

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