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制作時における制限の有効性。ラベリングの機能性

制限がもつ有効性

企業サイトのフロー制作で悩んでいた同僚ディレクターに、「○○ページ以内に収めるのが必須条件です」と言っただけで明確な方針を出してくる。さっきまで悩んでいたのが嘘のように20分で仕上げる同僚。

「制限」というものは、何かを作る際に大切な役割をもっているなあ…と改めて思いました。

ラベリングが持つ機能性

これに似ているのがラベリングやネーミング。これらは名称に過ぎないけれど、人の行動をコントロール(制限)する機能を持っている。

部内の朝礼で、当番制のミニ発表会みたいなものが行われています。今月のテーマは『本当は秘密にしたい仕事のTIPS』でした。

会自体は気楽なものなのに、発表者は毎回「秘密というほどではないんですけど…」と申し訳無さそうに言ってからTIPSを発表する。

ミニ発表会の主目的は「部内のコミュニケーションを深めること」と皆知っているから気にしなくていいのに、どうしても言ってしまう。
明らかにお題のネーミングが彼らの行動をコントロールしている。
そんな同僚たちを面白くて見ながら、ラベリングがもつ機能性を改めて感じました。

Webはラベリングとコンテンツの集合体

Webはラベリングとコンテンツの集合体といってもいい。そして、人がボタンを押して行動する場所でもある。

ラベリングの重要性は薄々感じていたけれど、ラベリングの重要性は薄々感じていたけれど、「行動をコントロールする機能」と思うべきなんだな…と再確認。

逆にいうと、機能性を持つからこそ、何となくのそれっぽさや、雰囲気で付けてしまうラベリングやネーミングはダメで。

「ここで何をしてほしいか?/どんな行動喚起が最適か?」から逆算した名称になってないといけない。

名称を考える前に、喚起したい行動を考える

当然に聞こえるけれど大事ですよね、大切にしたいです。

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稲田英資について

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